政治

0歳児選挙権の詭弁

digital.asahi.com 今朝の朝日新聞の「オピニオン&フォーラム 耕論」に掲載されていた記事だ。三人の識者とされる人物が「0歳児選挙権」について意見を述べているのだが、驚くことに二人の人物、NPO法人フローレンス会長駒崎弘樹と法哲学者瀧川裕英が「0歳…

政治のことなどをいくつか

トランプ再選という憂鬱 どうやら共和党はトランプが大統領候補となりそうだ。そして今のバイデンの不人気、年齢からするとアメリカの次期大統領にはドナルド・トランプが再選されることになりそうだ。我々はまた4年間悪夢の世界を過ごすことになるかもしれ…

一応、国葬には反対しておく

今日は安倍元首相の国葬儀が行われる。 テレビは国葬報道一色の様相のようで、通常番組を見るならテレビ東京一択という状況のようだ。 国葬については国論を二分するようで、とても故人を悼むような状況にはない。世論調査によれば、国葬に対して反対が6割も…

(考 国葬)「自民を弔う葬儀」に見えてきた 

digital.asahi.com 朝日朝刊3面総合に作家・赤坂真理氏の国葬についてのインタビューが掲載されていた。国葬と自民党に対する考察、的を得た意見ではあるが、その論考は自民党という政党の本質を見事に言い切っている。しかし議会で多数を占める政権与党への…

安倍元首相の死について

7月8日は朝普通に起きてゴミ出しをした。それから西洋美術史のビデオ講義を受けていた。11時少し前に少し眠くなったので横になった。勉強のようなものをしているとすぐに眠くなる。昔からか、歳のせいか。 昼過ぎに子どもからラインで連絡があった。以下こん…

ロシアのウクライナ侵攻について

ロシアのウクライナ侵攻が始まってから一ヶ月以上が経過している。 テレビでは毎日のようにニュースやワイドショーでも報道されており、悪のプーチンへの批判とそれに対抗するゼレンスキーとウクライナ軍への賛美が続いている。なんだかオリンピックの次は遠…

「新聞記者」を観る

話題の社会派ドラマ「新聞記者」を観た。それも13日の配信日の深夜に1話から5話まで一気観して翌日に最終6話を観た。面白かった。映画の「新聞記者」とはだいぶ異なる内容で、政治スキャンダルというテーマに即していえば、かなりストレートな内容になってい…

選挙についての雑観

総選挙はいつものとおりの結果。前回勝ちすぎた自民党が若干減ったが、単独過半数を維持。前回急ごしらえで出来、野党第一等に躍り出た立憲民主党は当初議席増が予想されていたが大幅に議席を減らした。自民と立憲が減った部分を吸収したのは地域政党の大阪…

大衆天皇制論と天覧試合

プリンセスの結婚報道を見ていて、松下圭一の「大衆天皇制論」を確認したくなって引っ張り出してみた。もともと『中央公論』(1959年8月号)に掲載された論文だが、後に三一書房刊行『天皇制論集』に収録されているもので、自分も高校生の時に買ったものをい…

岩手のスターウォーズ

昨日の朝日朝刊4面の記事に吹いた。 「最新3部作の中で、最初の3部作で主役だったルーク・スカイウォーカーや仲間たちは年を取り、後進の指導をする世代になっている」 8月20日、達増拓也・岩手県知事(57)の定例会見。岩手1区の情勢を聞かれた達増…

菅首相退陣報道

朝日新聞一面の記事である。 そして前日9月3日の一面がこれ。 もちろん菅首相退陣のニュースはSNSやネットニュースで流れていたので、第一報を目にしていたし、周辺情報や首相退陣への様々な反応についても知っている。しかしたった1日で「出馬伝達」から「…

「新人世の『資本論』」と祝賀資本主義

集英社のTwitterから 集英社新書編集部 on Twitter: "【ついに34万部突破! 斎藤幸平★『人新世の「資本論」』】 「SDGsに騙されるな。地球も、人も壊される。 ――資本主義にさよならを」 朝日・読売の両紙に『人新世~』の全面広告を打たせていただきました…

これでも菅政権を、自民党を支持できるのだろうか

国会は16日に閉会した。案の定、閉会と同時に五輪を巡るバタバタと、有観客数1万人といた数字が出て来た。元経産省菅原一秀氏の政治資金規正法違反による罰金刑と公民権停止なども報じられた。しかし国会が閉じられているためこれらを追求する場もない状況だ…

義務投票制について

5日くらい前のさいたま市長選挙の結果を見て思ったこと。 さいたま市長選の投票率、初の20%台に 現職が4選:朝日新聞デジタル 投票率が28.70%である。人口126万人の政令指定都市の首長選挙の投票率が3割に満たない状況なのである。これはちょっともう民主主…

政界不祥事や国際的事変とか

まずはこれか。 総務省幹部 首相長男から接待 - Yahoo!ニュース 記事元の文春砲がこれ。 幾つかの記事とか読んでみると菅の長男は大学卒業後ブラブラしていたときに菅がちょうど総務大臣に就任し大臣秘書官につけたとか。無職のプー太郎を大臣秘書官につける…

政権交代と権力の腐敗

アメリカではトランプ共和党からバイデンの民主党に政権交代した。4年での交代である。一方東アジア辺境の島国日本では、自民党による一強政権がすでに8年にも渡って続いている。政権交代が行われず、自民党の補完勢力である公明党との連立政権により、国会…

バイデン大統領就任

ようやく悪夢の4年間に終止符をうちトランプがホワイトハウスから去った。 実業家にして道化師、プロレスのショーマンであった男が、陰謀論がうずまく世界の救世主として祭り上げられ世界の警察官、唯一の超大国であるアメリカの大統領に君臨した。まさしく…

緊急事態宣言4都府県に

【緊急事態宣言詳報】首相「一月後に事態改善」根拠は? [政治タイムライン]:朝日新聞デジタル 菅義偉首相は7日、新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言を東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏4都府県に出した。期間は8日~2月7日。政府は飲…

安倍国会で説明

これまで「桜を見る会」前夜祭について安倍晋三は、会費は参加者とホテルとの契約であり自分の後援会事務所からの補填は一切ないと国会で答弁をしていた。しかし検察の取り調べを受けて、事務所の補填があったことがはっきりした。そのうえで公設第一秘書は…

トランプ政権の本質

今日、久々通院のため都内に出た。お茶の水で街頭販売されていた『THE BIGG ISSUE』を久々に購入した。 どの記事もけっこう濃いのだが、その中でアメリカで活動するジャーナリスト大矢英代(おおやはなよ)氏による現地・米国大統領選挙「バイデン勝利したが…

バイデンとカマラ・ハリス

接戦のアメリカ大統領選はジョー・バイデンに当確が出たようだ。接戦州でバイデンの優勢が決まりメディアが当確を報じた。トランプは再集計や訴訟を主張しており、確定するのはまだ先になりそうだが、ほぼこの情勢が覆ることはなさそうである。トランプ側が…

公的マネーが大株主 8割

冒頭部分を引用する。 年金資産を運用する国の独立行政法人と日本銀行が、東証1部企業の8割にあたる約1830社で事実上の大株主となっていることが朝日新聞などの調べでわかった。4年前の調査時から倍増した。巨額の公的マネーは実体経済と乖離(かいり…

日光へ行くことにした

どうせお盆になると、カミさんがどこかへ連れて行けという話になる。 自分も休みの間、数日でも家事から解放されたい。 そんなこんなで、毎年お盆休みは健保の宿の抽選申し込みをする。ここのところ連続で日光の保養所にばかり当たる。それ以前は、淡路島や…

桜を見る会の滅茶苦茶な総理答弁

国会で質疑が続く「桜を見る会」問題と、そこでの安倍総理の滅茶苦茶な答弁には、もう呆れると通り越した部分がある。きちんと報道されれば、この国の総理大臣とされる人物がどんなに劣化した、総理大臣、いや政治家として相応しくないということが明確化さ…

桜を見る会について

森友・加計学園の事件の頃から、いやそれ以前の共謀罪や安保法案の頃から、安倍政権の無茶苦茶ぶりには相当な危機感を持っている。しかし、日銀資金と年金資金をジャブジャブと注ぎ込んで株価を支えることで、見せかけの好景気を演出する経済政策(政策とい…

国会前に行ってきた

久々、国会前の抗議行動に参加した。 仕事を終えてから、鶴ヶ島から国会前はいささか遠く、なかなか来ることが叶わないのだが、今回は自発的頭数として行ってみることにした。 ある意味そのくらい、現政権のやることに腹を立ててもいるし、なんかしらのプロ…

枝野幸男・井戸まさえのトークイベントに行った

神保町ブックセンターで行われたトークイベントを見てきた。 選挙のリアル – 神保町ブックセンター 「選挙のリアル 『候補者たちの闘争』刊行記念 井戸まさえ×枝野幸男 ブックイベント 」 ドキュメント 候補者たちの闘争――選挙とカネと政党 作者: 井戸まさえ…

『候補者たちの闘争』を読む

ドキュメント 候補者たちの闘争――選挙とカネと政党 作者: 井戸まさえ 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2018/12/14 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 井戸まさえの『候補者たちの闘争』を読んでいる。これは昨年の安倍がぶち…

官邸前抗議行動に参加する

午前中は来客でほぼつぶれた。午後は歯医者に予約を入れておいたので昼から都内に出た。歯医者の後は4時から会議があり終わったのが6時ちょい過ぎ。その後、意見交換をかねて部下と少しだけ酒を飲む。小1時間で終了。 最後に部下から子どもが不登校になりか…

国会前に行って来た

ここ最近の安倍内閣の不祥事、森友問題での公文書改竄、防衛省の日報隠蔽、加計学園問題で愛媛県職員と首相補佐官が接触していたことを記録した文書が明らかになったことなど、本当に日々不祥事がアップデートされている。その都度、官僚たちはみな記憶にな…