美術鑑賞

練馬区立美術館「本と絵画の800年~吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション」 (3月17日)

まだ働いている友人がウィークデイに休みがとれたという。どこかへということで、比較的近場の練馬区立美術館へ行くことにする。 本と絵画の800年 吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション | 展覧会 | 練馬区立美術館 (閲覧:2023年3月20日) 建材メーカー…

府中市美術館「春の江戸絵画まつり 江戸絵画お絵かき教室」 (3月16日)

墓参りの後、府中市美術館「春の江戸絵画まつり 江戸絵画お絵かき教室」に行った。府中市美術館は毎年、「春の江戸絵画まつり」を開催し、なかなか魅力的な企画展を開く。今回はというと「描く」という視点から江戸絵画を楽しむ企画展となっている。これまで…

「ルーブル美術館展ー愛を描く」に行く (3月9日)

先週のことになるけど、3月1日から始まった国立新美術館「ルーブル美術館展ー愛を描く」に行って来た。 【公式】ルーヴル美術館展 愛を描く|日本テレビ <みどころ> ルーヴルが世界に誇る珠玉の絵画コレクションから厳選された、「愛」の名画、73点が一堂…

トーハクにも行く (2月28日)

東京都美術館の後、ついでというかトーハクに流れた。このパターンはけっこう多く、去年も何回か東美の後に訪れている。ただし時間的には1時間半くらいだったので、本館2階、1階をさっと流した感じだ。 以下気になった作品。 《異端(踏絵)》 小林古径 1914…

エゴン・シーレ展 (2月28日)

レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才<オフィシャルHP> (閲覧:3月3日) 東京都美術館で開かれているエゴン・シーレ展に行って来た。かなり盛況という話は聞いていたが、ウィークデイでもかなりの混んでいる。音声ガイドのある作…

東近美雑記

東近美は現在行われている企画展「大竹伸朗展」と常設展「MOMATコレクション」の開催が2月5日(日)まで。その後は一月と少し休館となる。3月17日からは企画展「重要文化財の秘密」と恒例の常設展「美術館の春まつり」が開催となる。休館前に行っておきたい…

埼玉県立近代美術館「桃源郷通行許可証」 (1月19日)

会期末の展覧会、埼玉県立近代美術館「桃源郷通行許可証」に行って来た。 よく判らないタイトル、企画である。パンフレットやHPにある開催概要をそのまま引用すると。 桃源郷は、中国の詩人・陶淵明が記した物語「桃花源記」に由来する、理想と平和の土地で…

西洋美術館~山本英子氏の寄贈品 (1月12日)

トーハクを4時ちょい過ぎに出て、せっかくだからと西洋美術館に美術館の初詣に行く。西洋美術館は5時半まで開館しているので正味1時間ちょっと観ることができる。暮れに行ってばかりなので、企画展の「ピカソとその時代」はパスして常設展をさらっと流すこと…

トーハク~博物館に初詣 (1月12日)

東京国立博物館 - 展示・催し物 催し物 イベント 博物館に初もうで (閲覧:2023年1月16日) という訳でトーハクに行ってきました。もっとも博物館・美術館の初詣は1月第一週に日光や宇都宮方面で済ませてきているのだけど。まあ上野の博物館・美術館巡りの…

府中市美術館へ行く (1月9日)

年末、行きそびれていた府中市美術館に行って来た。 気になっていたのはこの企画展 諏訪敦 眼窩裏の火事 諏訪敦「眼窩裏の火事」 東京都府中市ホームページ (閲覧:2023年1月11日) <概要>-パンフレットより 緻密で再現性の高い画風で知られる諏訪敦は、…

宇都宮美術館 (1月4日)

日光の保養所に泊まると近隣の美術館をということで、宇都宮美術館を訪れることが多い。新年早々の開館が4日からだというので行って見ることにした。 まずは色気より食い気ということで、館内のレストランでやや遅めのランチ。セルフ形式で比較的安価なラン…

日光東照宮美術館 (1月4日)

東照宮から駐車場に戻るときに、せっかくだからとここにも寄った。 日光東照宮ホームページ|日光東照宮美術館 (閲覧:2023年1月10日) この美術館は一昨年の大晦日に初めていった。 日光東照宮美術館 - トムジィの日常雑記 東照宮の旧社務所を美術館にした…

小杉放菴記念日光美術館 (1月3日)

昨年に引き続き美術館の初詣は日光美術館から。 この美術館もう何度も訪れているが、単なる観光地の美術館ではない。ベースとなるのは日光出身の画家小杉放菴の作品だが、現代美術作品の収蔵も多く、かなりとんがった企画も時々行われる。今回も「『描く』を…

今年最後の美術館巡り~西洋美術館 (12月24日)

24日のクリスマス・イブ、多分今年最後の美術館巡りということで西洋美術館に行ってきた。いつも上野に行くときは、というか都内に出るときは車で行く。車いすの妻と一緒なので電車での移動はいろいろとストレスが重なる。 都内の駅は上行ったり下に行ったり…

栃木県立美術館~コレクション展 (12月15日)

栃木県立美術館の常設展はコレクション展として4月から9月まで実施していた「もう一度見たい!県美コレクション総選挙」の投票結果によるもので、県美コレクションの名品が揃っていた。同時に投票時に寄せられたコメントがそのまま展示されていた。 もっとも…

栃木県立美術館「印象派との出会い」再訪 (12月15日)

開幕してすぐに訪れた栃木県立美術館「印象派との出会い―フランス絵画の100年 ひろしま美術館コレクション」に行って来た。この企画展、ひろしま美術館の名品が揃っていたので、出来ればもう一度観たいと思っていた。広島に直接観に行ければいいけど、広島は…

東近美~常設展  (12月8日)

さてと東近美の常設展である。 https://www.momat.go.jp/am/exhibition/permanent20221012/ (閲覧:2022年12月10日) MOMATコレクションは10月12日から2023年2月5日までが現在の展示期間だが、間に展示替えがある。今回は12月6日から新展示になっている。特…

東近美~大竹伸朗展  (12月8日)

東京国立近代美術館に来るのは今年は7回目だ。いつもに比べて多いのは、多分鏑木清方展を3回行ったから。展示替えが多い企画展で、展示作品すべてを観ようと頑張ったからだと思う。 そして今回の企画展「大竹伸朗展」である。特に関心のある作家さんでもない…

上原美術館 (11月26日)

上原美術館を最初に訪れたのは去年の7月。それから数えて今回の訪問は4度目になる。リタイアしてから伊豆伊東の保養所を利用する頻度が増したので、伊豆旅行のたびに行くようになっているかもしれない。とはいえ伊豆の南端下田は遠い。 しかしここに来るたび…

ポーラ美術館「ピカソ 青の時代を超えて」 (11月25日)

ポーラ美術館で開催されている「ピカソ 青の時代を超えて」を観てきた。 この企画展は9月17日から2023年1月15日まで開催されている。ほぼ同時期に上野西洋美術館で「ピカソとその時代」展(10月8日から2023年1月22日)が開かれている。同時期に国内で大掛か…

トーハク(東京国立博物館)に行って来た (11月10日)

先週木曜日、トーハクに行って来た。9月に来ているからそれ以来。 お目当てはもちろん話題の国宝展。 東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」 (閲覧:2022年11月14日) 東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物…

玉堂美術館 (11月3日)

この美術館を訪れるのは4回目。前回行ったのは去年の8月なので、ずいぶんと間が空いた。春先に行くと六曲一双の見事な《紅白梅》が観ることができるのだが、今年は都合がつかなかった。 この美術館は季節ごとにテーマを決めて玉堂の作品を展示している。去年…

川越市立美術館~小茂田青樹展 (10月30日)

お目当てというほどではないけれど、川越市立美術館で開催されている小茂田青樹展に行って来た。 実は小茂田青樹という人のことはほとんど知らない。作品は確か東近美で観た《虫魚図巻》あたりを印象的に覚えているくらい。なのでどういう画風の人で、誰の影…

栃木県立美術館「印象派との出会い」 (10月22日)

「印象派との出会い-フランス絵画の100年 ひろしま美術館コレクション」展 モネ シスレー セザンヌ ポン=ヌフ三題 ピサロ シニャック アルベール・マルケ エドガー・ドガ ピエール・ボナール ヴュイヤール キスリング スーティン お勧めの展覧会 「印象派…

東京国立近代美術館へ行く

一ヶ月半ぶりの東京国立近代美術館(以下東近美)。 リヒターも終わり次の企画展は11月1日から大竹伸朗展が始まる。ということで常設展示だけをゆっくり観ることができる。常設展示も9月からだいぶ変わっている。MOMATコレクションは10月12日から新展示とな…

西洋美術館常設展 (10月13日)

常設展は9月13日に来ているのでほぼ一ヶ月ぶりである。 その間に確か一週間程度休館があったと記憶しているのだが、そこでかなりの展示替えが行われていた。 2Fの②~⑥まで、ルネサンスから近世までのところはほとんど変わりはないが、新館の側の⑦~⑨、さらに…

ピカソとその時代-西洋美術館 (10月13日)

企画展概要 キュビスム 方法としてのキュビスム 分析的キュビスム 総合的キュヴィスム ピカソの作品 ピカソの画風 キュビスム、キュビスム、キュビスム ドラ・マール百面相 マティスの作品 その他の作品 企画展概要 上野の西洋美術館で始まった「ピカソとそ…

群馬県立近代美術館-常設展 (10月8日)

企画展の後、いつものように常設展示にいく。現在は「日本と西洋の近代美術Ⅱ」9月17日~12月21日までとなっている。 最初に展示してあるのは湯浅一郎の作品で13点ほど。湯浅一郎についてはほとんど予備知識がないので、美術館の解説を参考にプロフィールを。…

群馬県立近代美術館-「理想の書物」 (10月8日)

土曜日、群馬県立近代美術館に行って来た。例によって妻のお出かけ欲求に沿って。 東京富士美術館の休館、サトエ記念21世紀美術館の閉館と、近くで気軽に行けるところが少なくなってきている。ここは車で1時間弱で行ける貴重な美術館、長期休館が明けの8月に…

光ミュージアム  (10月2日)

旅行の最終日、なぜか京都から一気に飛騨高山まで足を延ばした。 高山の光ミュージアムに行ってみたいと思ったから。ここの存在を知ったのは高崎市タワー美術館で開かれた「光ミュージアム所蔵 肉筆浮世絵展」を観たことから。 高崎市タワー美術館「肉筆浮世…