物流

日販、コンビニ配送終了へ

昨日の朝日新聞の朝刊31面に小さく載っていた記事。 (閲覧:2023年10月28日) 日販がローソンとファミリマートへの配送から撤退するという。これって業界的にはけっこうな激震じゃないか。記事によるとその理由は以下のようだ。 日販が取引をするコンビニ店…

取次の苦境

今日の朝日、文化・文芸欄に出版取次が苦境に陥っている状況をレポートした記事が載っていた。記事ネタがなかったのか、あるいは文化・文芸にとっても出版流通を支える取次の厳しい経営状況は問題だということか。 出版不況の中、全国の書店に本を届ける取次…

取次物流協業について

ツィッターのタイムラインをつらつら眺めていたら、いきなりこんなショッキングなニュースが流れてきた。曰く、出版取次大手二者トーハン、日販が物流協業に関する検討を開始するという。 ちなみに今は売上一位はここ十年くらい日販、トーハンの順番なので、…

物流倉庫の見学会

昨日は、お偉方に誘われて物流倉庫見学会に参加した。 自身もそれに近い仕事をしているので、興味津々な部分もあるにはあるのだが、ロートルな自分のような者が行くよりも、もっと若い人間が行った方がいろいろと経験になるのではと思った。とはいえ今後の物…

日販、物流拠点見直し

cargo-news.co.jp 日販は「従来、取引先別、アイテム別に設置していた物流拠点を、DC(Distribution Center=在庫保管型の物流センター)型、TC(Transfer Center=通過型物流センター)型の拠点への再編を進めていく」という。一般的にいえば、DC型(在…

出版流通 機能の限界

朝日文化・文芸欄に載っていた。 出版流通、機能の限界 配送コスト増・雑誌不況、取り次ぎが負担要請:朝日新聞デジタル 6月21日 文化・文芸欄 配送コストの上昇に苦しむ出版取り次ぎ大手4社が、出版社に追加負担を求め始めた。出版物の売り上げは一般に出…

日通管理職の「アマゾン行き」

一週間以上前、15日の朝日に載っていた記事が衝撃的だった。例の「限界にっぽん」シリーズの第4部となる。これまでにマクドナルドで夜を過ごす失業者たちをレポートした「マクド難民」、パナソニックやシャープでのリストラ対象者を一日中閉じ込める「追い出…

日販王子流通センター

久々日販の王子に行ってみた。前に行ったのはいつ頃かと指折ってみたら、なんと15年も前になる。アララ、もはや完全に浦島太郎状態である。ここがどういうところかというと、ようは出版取次最大手の一大物流倉庫なのである。 http://www.nippan.co.jp/shuppa…

OKC

OKCといっても世間の人にはなんのことやらわかるまい。 新文化 - 出版業界紙 - ニュースフラッシュ関連ページ 出版取次業界3位の大阪屋と栗田が共同で物流倉庫を立ち上げ、いよいよそこでの受品業務が来週から始まるという、まあこの業界にいないとなんのこ…