2024-01-01から1年間の記事一覧

東近美に行く (2月29日)

2月29日、そうか今年は閏年か。4年後、自分はこの世にいるんだろうか。 そんなちょっとした感慨を覚えつつ、今年最初の東京国立近代美術館(東近美)に行ってきた。企画展は写真家中平卓馬の回顧展。MOMATコレクション展「美術館の春まつり」は3月15日からの…

レポート提出終了

ここんとこHatenaもなかなか更新できていない。 というのも冬季のレポートがけっこうたまっていて収拾とれなくなっていた。日常的に学習を進めていけばこういうことにはならないのだろうけど、昔からギリギリにならないと手をつけない子でしたから。 1月はWe…

マリー・ローランサンと堀口大学

アーティゾン美術館の「マリー・ローランサン」の回顧展の解説キャプションに印象深い記述があった。メモをとっていたのでそのまま引用する。 マリー・ローランサンと芸術 ローランサンは、同時代の芸術家たちと交流を持っていたものの、ある特定の流派に正…

「ベイビーわるきゅーれ」を観た

ベイビーわるきゅーれ 髙石あかり Amazon ベイビーわるきゅーれ - Wikipedia なんの予備知識もなく観た。低予算のB級アクション映画だが思いのほか面白かった。女子高校生二人組の殺し屋が高校卒業後、組織から表向きは社会人として生活することを要請される…

アーティゾン美術館へ行く~マリー・ローランサン (2月14日)

アーティゾン美術館「マリー・ローランサン—時代をうつす眼」を観てきた。 個人的にはマリー・ローランサンはあまり興味がない。パステル色使いのいかにも乙女チックな雰囲気とかがなんとなくしっくりこない。さらにいえば、この人とココ・シャネルはパリが…

銀座周遊 

久々、都内を周遊する。 八重洲口からアーティゾン美術館へ。その後、京橋から銀座方面に歩く。 こうやって都内のメインストリートを歩くのは何年ぶりのことだろうか。 まず東京駅の丸の内地下から出発して地下通路を通って八重洲口に。外に上がると、このあ…

府中市美術館~現代アート体験 (2月8日)

「芸術」から「アート」へ 20世紀後半頃から、それまでの「美術」、「芸術」という言葉に代わり、「アート」という言葉がマスメディアで用いられるようになってきた。英語やフランス語における「art(アート/アール)」という言葉が、絵画や彫刻といった…

ポップスが最高に輝いた日

懐かしい。そして流行ったなという記憶。 1985年、当時のスーパースターたちが集まって録音された、アフリカの飢餓、貧困救済のためのキャンペーン・ソング「We are the World USA for AFRICA」の録音シーンを撮ったドキュメンタリーだ。 ミュージックビデオ…

「印象派 モネからアメリカへ」 東京都美術館 (2月1日)

東京都美術館で始まったばかりの「印象派 モネからアメリカへ —ウスター美術館所蔵—」を観てきた。 企画展概要とウスター美術館のもろもろ 印象派コレクションのフロンティア メアリー・カサット モネ《睡蓮》 アメリカ印象派 テン・アメリカン・ペインター…

たましん美術館「邨田丹陵-時代を描いたやまと絵師」 (1月31日)

立川で友人に連れて行ってもらった。 たましん歴史・美術館、初めて聞く美術館。多摩信用金庫を母体とするたましん地域文化財団が運営する美術館。 たましん地域文化財団 - Wikipedia (閲覧:2024年2月3日) 【予告】企画展「邨田丹陵 時代を描いたやまと絵…

哀れなるものたち  (1月30日)

哀れなるものたち | Searchlight Pictures Japan (閲覧:2024年2月3日) 哀れなるものたち (映画) - Wikipedia (閲覧:2024年2月3日) アカデミー賞11部門にノミネートと話題になっている作品ということで観てみた。特に主演女優賞にエマ・ストーンがノミ…

キュビスム展 (1月25日)

28日に終幕した西洋美術館の「キュビスム展」に25日に行ってきた。 この展覧会は開幕してすぐの10月に行っている。 キュビスム展美の革命 (10月12日) - トムジィの日常雑記 大型企画展なので出来ればもう一度と思っていたので、閉幕ギリギリのところで滑り…

LIFEBOOK U939とM.2 SSD

LIFEBOOK U939 またノートPCをヤフオクで落としてしまった。特に使うあてものないのに、これはもはや病気かもしれない。 今回のノートPCは富士通のLIFEBOOK U939。2019年に発売された法人向け。おそらくリースアップ流れかなにかか。ずっとパソコン使ってき…

テレビアンテナ工事

テレビアンテナを新しくした。 これまでのアンテナはいわゆる八木式アンテナとBSアンテナを屋根上に設置している。つけたのはたしか2010年、地デジに完全移行する1年前だっただろうか。13年経過したけれど視聴にまったく問題はない。ただしさすがに10年も経…

政治のことなどをいくつか

トランプ再選という憂鬱 どうやら共和党はトランプが大統領候補となりそうだ。そして今のバイデンの不人気、年齢からするとアメリカの次期大統領にはドナルド・トランプが再選されることになりそうだ。我々はまた4年間悪夢の世界を過ごすことになるかもしれ…

手元スピーカーから音が出ない

一昨日だったか、明け方1階からの声で起こされた件。 「お父さん、テレビの音が出ない」 ダイニングの壁掛けテレビはテーブルに手元スピーカーを置いている。妻は音が聞こえないとすぐにテレビの音量を上げる。すると自分や以前は同居していた子どもからは、…

プリンタの顛末と年賀状

暮れにプリンタが壊れた。数年前からあまり調子が良くなく、かすれる、ドット抜けがある、線が入るなどなどの症状が出ていて恐る恐る使っていたのだが、たぶんノズルの詰まりが原因なのだろう。その都度ヘッドのクリーニングとかを行って症状が改善されれば…

ガチャについて

最近よく聞くのが「〇〇ガチャ」というやつ。 ガチャはカプセルトイでコインを入れてハンドル回すとカプセルが出てくる。その中に入った玩具、フィギュア、グッズなどなどに当たり外れがあって、欲しいレアものをゲットするために際限なくコインを投入し続け…

低賃金労働ありき、脱却を

昨日の朝日朝刊3面に載っていた記事。 (8がけ社会)インタビュー:上 低賃金労働ありき、脱却を 歴史社会学者・小熊英二さん:朝日新聞デジタル そもそも「8がけ社会」とは。 「8がけ社会」とは高齢化がさらに進むのにそれを支える現役世代が2割も減る2040…

TAR/ター

TAR/ター(字幕版) ケイト・ブランシェット Amazon これは暮れに観た。 ケイト・ブランシェットが女性指揮者の演じ、アカデミー主演女優賞にノミネートされた作品。受賞したのは『エブエブ』のミシェル・ヨー。 映画としての評価は高く、特にケイト・ブラン…

最近の著者・ライターとか出版事情

もう仕事を辞めてまるまる3年が経った。さらにいえば、キャリアの晩年はというともっぱら出版物流の方面だったので、いわゆる出版業界の事情、とくに著述業とそのビジネスみたいなところには、そもそも暗かったりする。 ネットで少々名前の知れた著述家とい…

東京富士美術館の福袋

ショップで1000円で販売されていたのをゲットした。 内容は以下のよう。 A4クリアファイル 6枚 A5クリアファイル 6枚 一筆箋 3冊 ノート 1冊 メモ帳 2冊 ポストカード 30枚くらい ミニ企画『山本作兵衛展図録』1冊 マネのボールペン 2本 在庫(不良?)一層…

東京富士美術館 (1月11日)

1月二回目の美術館巡りは東京富士美術館(以下富士美)。 ここを訪れたのは9月の末以来なので三か月ぶり。何度か書いているけど、家から30分くらいで行けるたぶん自宅から一番近くにある美術館。もちろん圏央道という高速道路を使っていくので一本で行ける。…

東武ワールドスクェアとゴシック建築のことなど

東武ワールドスクウェアに行ったのは1月4日のことだ。その前に鬼怒川盾岩大吊り橋に寄ってそれから近くで昼食をとってから行ったんだったっけか。 ここにはもう数えきれないくらいに来てる。日光のただやたらと高いアミューズメント施設の中では割とクオリテ…

本棚タイムスリップ

へんな夢をみた。 自分はなにかパソコン画面の前にいる。 そこには多分エクセルかなにかの表のようなものがあって、どうもそれは実際の本棚と連動している。カラムヘッダは時系列というか、ある時期の本棚の列を表していて、右にずっと続いている。そしてそ…

2023年の物故者

個人的な記録として続けている。 自分の知っている人、影響を受けた人、なんとなくそれを記録して覚えておきたいとそんな感じだろうか。 例によって朝日新聞12月31日、18面「2023年亡くなった方々」よりチョイスして一部追加している。 2023年に亡くなった方…

泌尿器科通院終了

年明け初の通院。 昨年10月に前立腺のレーザー手術を受けた。その後、一か月経過したあたりから排尿痛や頻尿が続いていた。その都度採尿して検査を受けているのだが、11月後半から12月にかけても潜血反応や白血球の増加もあり、尿路感染や膀胱炎などがあった…

訃報一つ ベッケンバウアー

(閲覧:2024年1月10日) 皇帝フランツ・ベッケンバウアーが死んだ。ヨハン・クライフとのスーパースター対決だった1974年のワールドカップ西ドイツ大会決勝。あの試合は深夜ライブで放映された。それをいまだに覚えている。けっしてベストなゲームではなか…

訃報一つ 八代亜紀死去

(閲覧:2024年1月10日) 亡くなったんだね。 実は演歌はほとんど聴かない。なのでこの人の歌もきちんと聴いたことがない。まあ同時代的に活躍した人なので、「雨の慕情」や「舟歌」はもちろん知っている。歌の上手い人だとはずっと思っていた。あとはナイト…

小杉放菴記念日光美術館 (1月3日)

今年も美術館の初詣は小杉放菴記念日光美術館。 ここは東照宮まで近い市営駐車場に隣接しているのだけど、駐車場の入り口で係の人に美術館利用と告げると2時間までは無料になる。 今回の企画展は「五百城文哉生誕160年記念文哉と放菴」。日光に住み日光の風…