2005-01-01から1年間の記事一覧

古き映画の日々

なんだかんだといいながら、古き映画ばかり観ている。つらいつらい日常生活からの、あるいは改革、改革と連呼されつつ、なにも変わりそうもない政治とか社会とかの閉塞状況とかからの、一種の逃避行動なのかもしれない。さりとて新しいものを追いかけ需要す…

「スターウォーズ エピソードⅢ」

これまた遅まきながらやっと観てきた。小学2年生の娘はやれ「マダガスカル」だ「奥様は魔女」だというのをなだめごまかし観ました。途中やっぱり話についてこれず(字幕だからしょうもないか)、飽きて話しかけられること数十回、それでもなんとか観ました。…

カトリーナ

アメリカ南部を襲った巨大ハリケーン「カトリーナ」の被害報道が伝わるにつれて、災害規模の甚大さはなんか深刻なものになりつつあるみたいだ。 とくにニューオリンズはほとんど水没しちゃっているようだし、報道では水が引くのに数ヶ月を要するとか。 死者…

小泉政権の功罪

いったいぜんたい小泉政権はこの4年間なにをしてきた。「聖域なき構造改革」だのなんだのとスローガンはあまたあるけど、実際の成果として現われた改革ってなんだったんだろう。この4年間で景気は、失業率は、あるいは外交は、どう変わった。マスコミからし…

総選挙雑感

郵政民営化法案の参院での否決を受けての衆院解散、そして9月11日に総選挙がある。 小泉自民党が争点を郵政民営化に絞っていることやこの法案に反対した自民党候補者の選挙区に落下傘候補者を投下した所謂刺客戦術などがマスコミに大きくとりあげられたりし…

ウルフルズ

落としたのは、「バンザイ〜好きでよかった」「暴れだす」「好きでよかった」といった古いナンバー。けっこう気に入っているんだよね昔から。このグループがブルースやリズム&ブルース、さらにはブラック・ファンク系をバックボーンにしているのは間違いな…

気志団

度ハデなリーゼントに洋ランという、つっぱりヤンキー系の風貌から受ける印象が強いが、このグループかなりいい線いっている、正統ロックンロールバンドだと思う。これまでのロックンロールの様々な音のコラージュみたいな音作りをしている。そしてヴォーカ…

アイポッドシャッフルについて

三週間くらい前に購入。今頃なにをという感もあるが、ここ最近の中では物欲オヤジの心を一番刺激してくれた一品です。初代ウォークマン以来、携帯プレイヤーをそれこそ数十台使ってきたけど、これがある意味ベストだな。とにかく軽い。曲がたくさん入る、音…

『シンドラーのリスト』

あいも変わらずスピルバーグの旧作を観続けている。『シンドラーのリスト』は実は初めて観るのだが。それにしてもテーマがテーマだけにとにかく暗い。うつうつとなる内容だ。ホロコーストという人類の恥辱ともいうべき事実を素材にしているのだから、モノク…

ふじみ野市長選に大井町長が立候補

きわめて地域ネタではあるが、いよいよ合併されるふじみ野市の市長選に大井町の島田氏も立候補することを表明したらしい。 これで、上福岡市長武藤氏、共産系無所属佐藤氏との三つ巴のかたちになる。たぶんに低投票率のお寒い選挙になるんだろうが、とりあえ…

宇宙飛行士についてのささやかな感慨

宇宙飛行士の野口聡一さんが、衛星テレビで日本の報道陣向けに帰還報告の記者会見をしたらしい。で、今回のスペースシャトルの打ち上げとか全然関心なかったんだけど、野口さんの写真を新聞とかで見るにつけ、つくずくこの人ルックス悪すぎだなと思った。東…

海外組みの現況

中村俊輔はスコットランドのセルチックに移籍した。すでに数試合にスタメンに出場しているとか。良い選択だったとは思うよ。セリエAの中位以下のチームでも出たり出なかったりが続いていたんだから。とにかく試合で出続けなければ意味ないし、まだまだ伸び…

イラン戦について

日本代表とイランとのWC予選最終戦を観た。前半はかなりハイペースで良い組み立て、良い攻撃が出来ていた。こと前半に関していえばあと2〜3点入ってもおかしくない展開だった。ただし相手チームイランにあまりモチベーションが感じられなかったからな。WC出…

村上春樹『東京奇譚集』が出る

村上春樹の新作短編集がいよいよ9月15日に出るという。「新潮」に連載していたやつだな。早速アマゾンで予約した。楽しみではある。5月号に掲載された「どこであれそれが見つかりそうな場所で」は読んだはずだが、中身を失念している。印象が薄いんだな〜。 …

ふじみ野市について

わが町、大井町と上福岡市の合併して10月1日にはふじみ野市ができる。いよいよっていうところだな。大井町で展開された合併反対運動、町長リコールとかも不成立となるや否や雲散霧消しちゃった感じ。今となっちゃあ、そんなこともあったな〜ってところだろう…

総選挙のようだ

参院で郵政民営化法案が否決されて衆院解散になって10日くらい経つのか。連日TVや新聞では、自民党の内部抗争を面白おかしく報じてくれる。やれ民営化反対派への刺客だのなんだのと。しかし肝心の郵政民営化法案の中身っていったいどんなものかも実はよくわ…

暑いな〜

カミさんの実家、長野に行ってましたが、向こうもこっちに負けず劣らず暑かった。信州に避暑っていうのはちょっと違うぞって感じだったな。

コッポラ

フランシス・コッポラの旧作を3本観た。『ゴッド・ファーザー』『ゴッド・ファーザーPART2』『コットン・クラブ』。『ゴッド・ファーザー』は実は一度も観ていなかった。第1作はテレビとかで観たような気もするが、気を入れて観てなかったのかな、あんまり印…

『未知との遭遇』

最初に劇場で観た時はけっこう感動したんだが、今こうやって自宅のTVで見返すとなんとなく今ひとつかな。満艦飾のUFOマザー・シップのハデハデしさもちょっと食傷気味。この映画が伝えたかった宇宙人性善説にたった善意のメッセージも20年を経過した今日にあ…

『JAWS』

'70年代の好きな映画っていうと、やっぱりスピルバーグとかルーカスものが多くなる。今は巨匠と化した彼らの台頭もまたこの時代からだった。『JAWS』はスピルバーグのメジャー2作目にあたるヒット作。巨大人食い鮫に襲われた海水浴場と鮫退治のために立ち向…

DVD三昧

DVD

早いものでもう7月も終わり。ここんとこはDVDレンタルに思いっきりはまっている。当然焼いたりもしているけど、もうすごい勢いで借りまくっている。1回で5〜7本を週に2回というハイスペースなわけ。で、'60年〜’80年代くらいの古めの映画ばっかり観ている。…

『下妻物語』を観る

遅きに失するネタだがレンタルDVDで観ました。 深田恭子のアイドルものみたいな先入観があったのだが、この映画素晴らしい出来です。とにかくドライブ感のある、第一級の青春映画という感じ。 我が個人的な見解ですが、良き青春映画には二大鉄則があります。…

富士見ガーデンビーチ

今日は7月に入ってほとんど初めてじゃないかというくらいの晴天。子どもが3連休前からずっと行きたいといっていたプールに行ってみた。しかし夏休み目前の休日、久々の快晴ということで、みんな考えることは同じなんだな。ものすごい人。イモ洗い状態。ほと…

大井祭り

昨日の日曜日、わが町大井町のお祭り。5年目になるようだが、とにかく住民すべてが繰り出したんじゃないかと思うくらいの人出で疲れました。最近のこの手の祭り同様、ヨサコイ中心。あんまりオリジナリティがない。おまけに中央広場のメインステージでは、中…

伊豆

話は前後するけど、この前の土日に伊東にある健保の保養所に行ってきた。天気はずっと曇りだったけど、なんとかもった。日曜には宇佐美の海岸で今年初めての海水浴もできた。いや〜、海無し県に越してきてからは海が縁遠いものになりつつあり、毎年1〜2回し…

『モーターサイクルダイアリーズ』を観る

評判になっていた映画をレンタルDVDが一泊二日から一週間レンタルに落ちてきたのでようやく観ました。 良い映画だと思う。ローバト・レッドフォード製作総指揮、ウォルター・サレス監督、主演ガエル・ガルシア・ベルナル。レッドフォードが原作に惚れこんで…

永島慎二死去

6月10日心不全で亡くなっていたことが、今日の新聞に載っていた。 また一人、同時代を生きた人が消えていった。前にも書いたことだけど、こうして日々の徒然を記していくことは、見知った人の死について記していくことが多くなる。それだけ自分が齢を重ねた…

『捜索者』

ジョン・フォード、ジョン・ウェインものの最高傑作といわれる作品。ジョン・ウェイン扮するイーサン・エドワードは映画史に残る人物像だとは思う。ラスト、インディアンに連れ去られた姪のナタリー・ウッドを見つけ出し、「家に帰ろう」と抱き上げるシーン…

『荒野の決闘』

文句なしに映画史上、あるいはジョン・フォードの作品群の中でも五指に入る傑作だ。抒情性溢れる西部劇の名品だよ。そしてヘンリー・フォンダのストイックなワイアット・アープがいい。抑えた演技で朴訥した西部の男を演じている。『ミスター・ロバーツ』に…

『ヒズ・ガール・フライデー』

ハワード・ホークスの傑作コメディだね。ワイルダーの『フロント・ページ』はこの映画のリメイク。日本未公開の作品だからまったく初めて観たのだが、ウォルター・マッソーが扮していた新聞社の編集長役はケーリー・グラント、ジャック・レモンの敏腕記者役…