胃カメラ (3月22日)

 毎年恒例の胃カメラの検査。朝10時半の予約で、健保のクリニックに着いたのは15分くらい。特に待たされることもなく検査開始。上だけ脱いでTシャツ一枚になる。下はズボンのままで問題なし。

 最初に胃の中をきれいにするという薬を飲み、それから喉の麻酔のゼリーを口に含み飲み込む。マウスピースを加えると、すぐに胃カメラのチューブがスルスルと喉の中を通っていく。

 毎年やっているからなのか、医師の腕なのか、あるいは胃カメラのチューブが細くなっているからなのか、あまり苦しくない。違和感がないかといえばウソになるが、昔に比べれば全然きつくない。食道を通り、胃の中を見て、十二指腸まで進む。医師からはその都度「問題ありませんね」という説明らしきものもある。

 正味で5分もかからないくらいで終了。その後、画像を診ながら医師の所見を受けるが、問題はまったくないとのこと。実際、ここ1~2年は胃の痛みやむかつきがほとんどない。惰性のごとく胃薬の処方はしてもらっているが、ひょっとしたらもう必要ないのかもしれない。

 何度か書いているけれど、以前は胃の荒れがひどく、実際胃もたれやむかつきが慢性病のような感じだった。胃カメラをのんでも、ひどい胃の荒れを指摘され、5段階でいえば3です。4になるとガンになりますみたいなこと言われてビビったこともあった。

 その後にピロリ菌の除菌とかもやった。胃カメラの検査の際にも、これが除菌した後ですと画像を見せてもらったこともある。

 胃のことで悩まされていたのは、結局のところ仕事や対人関係のストレスだったんだろうなと思ったりもする。仕事を辞めて、半分引きこもりのような生活をしている。家事をして、妻の面倒をみて。あとは美術系の学習をしたりして過ごす。友人も少ないから、出かけるのも妻と一緒に小旅行したり、美術館に行ったりである。こんなんで大丈夫かな、社会的不適合に陥るのではと思わないでもないけど、まあなんとかなっている。

 半引きこもり状態でもとりあえず胃が悲鳴をあげることはない。これがいいことなのか、まあこと胃に関しては健康なので良しとする。