10月日誌的

10月3日 (木)

 昼過ぎ、妻の皮膚科通院に付き合う。ほくろだかイボだかの除去。ついでに足の巻き爪も手当してもらう。

 

 昼食はどこにするかということになり、妻が川島の庄司という武蔵野うどんの店に行くことにする。ここも何度かテレビで紹介されているという。注文したのは一番有名な肉汁うどん。コシがあり、いかにも田舎風。ただしこのコシのあるうどんは、けっこう好き嫌い分かれそうな気もする。自分ら埼玉人はこの手のに慣れているし、まあまあ美味い。でも多分、関西人にはむかないかもしれない。

 

 その後は、先週オープンしたばかりの所沢駅近の新しいショッピングモール、エミテラスへ。妻はこういうところへ行くのが大好きなので、ちょっとしたサービス心から。

 ここはなかなか広く、店舗もまあまあ充実している。とりあえず妻の洋服を2着購入。所沢はタワマンも乱立していて、なかなか都会っぽい。埼玉県内では、大宮、所沢、川口が都会度ランキング上位ではないかと思ったりもする。ネットでググると人気ランキングとか住みたい街ランキングでは川越が上位に来ることもあるが、あれはある意味蔵造りの町という観光地としての知名度からかもしれない。

10月4日(金)

 マクドナルドで小1時間学習。中国の美術理論で「気韻生動」についてノート作成。

 その後、友人宅に行き使っていないノートパソコンをあげることに。家にネット環境がないというので、スマホテザリングしてネット接続。Googleのアカウント生成後、Microsoftアカウントの新規作成でエラーが出てそこで作業中断ん。これは次回再チャレンジ。

 その後はグダグダと飲む。

10月5日(土)

 朝から雨模様。昨日から干しっぱなしにしていた洗濯物を浴槽に3時間設定で浴室乾燥機にかけうr。

 自宅のベッドでノートパソコンを開く。先日落札したDynabook G83だが、特に問題はなさそう。SSDの使用時間が1万時間以上、バッテリーも多少へたっているのが気になるけど、それでも3~4時間は使えそう。そろそろ8世代ではなく10か11世代の程度のよいのが欲しいけれど、さりとてそれを何に使うかを考えるとそこで思考が止まる。

 とりあえず今持っている8世代ノート3代でも十分過ぎるくらいだし、実は持ち歩いているX28以外はほとんど使っていない。持ち歩いて図書館とかで学習することを考えると1キロをきる機種が欲しいところだけど。

 夜、遅くに恒例の週に1階の掃除を終了。

10月6日(日)

米が高いなあ

 夕方、妻と買い物。いつものベイシアとベルクへ。

 ベイシアでとんかつが30%オフになっていたので2枚購入。その後ベルクへ行くと、揚げ物がちょうど半額になっていてがっかり。とりあえず夕食のメインはかつ煮になる。その他、マグロ納豆、めんたい豆腐など我が家のなんちゃって定番メニュー。

 ベイシアあきたこまちの新米が出ていたが、5キロで3661円(本体3390円)。去年は多分2000円前後で売っていたものが、この値段である。夏からの一時的な品不足、在庫不足の後に、新米が出回るようになればそれらは解消さえるという話だったけれど、この値上がりである。いくら原材料が値上げしているといっても、また米農家の経営がきついからといっても、このねあげでは米離れが加速するのではないだろうか。

 供給を絞って品薄状態を作り、その後は大幅値上げ。こういうのに味をしめている連中がどこかにいるような気がする。

 
クラシック音楽

 Eテレクラシック音楽館」でベルリン・フィルのワルトビューネ・コンサート2024をやっていて、途中からだったけどれどユジャ・ワンをみれた。そしてペトレンコの指揮によるラベルの特集。なかなか良かった。

 屋外でのクラシックコンサートというのも寛いで楽しめる。見ていると観客、演奏者もリラックスしているような感じがする。こういうの屋外のクラシックのライブも聴いてみたいと思うけれど、そもそもクラシックのコンサートなんて長い人生で片手くらしか行ってないし、多分この先も縁がないかもしれない。

『メイクング・オブ・モータウン

 アマプラで『メイキング・オブ・モータウン』を観る。2019年に創設60周年を迎えた音楽レーベル「モータウン」の歴史を描いたドキュメタンリー。創設者ベリー・ゴーディとその協力者でプロデューサー、作曲家、そしてシンガーとしてもモータウンを支えたスモーキー・ロビンソンへのインタビューを中心に、スティービー・ワンダーマービン・ゲイダイアナ・ロスシュープリームステンプテーションズマイケル・ジャクソンジャクソン5などのスターの活躍、さらに所属アーティストたちの回想や証言で綴る。

 面白かったが、結局この手の回顧ドキュメンタリーは、生き残ったものが総取りするみたいになる。そしてベリー・ゴーディーとスモーキー・ロビンソン両巨頭の自慢話に収斂される。

 

10月7日(月)

 子どものところが千葉から埼玉の方に引っ越すようだ。引っ越しは週末に行うらしいのだが、その前に楽器など荷造りしにくいものを持っていきたいというので手伝うことに。

 11時過ぎに家を出て、千葉の方のアパートへ。そこで荷物を積んで埼玉へ。荷物的にはフリードプラスの荷室二段の上部だけで問題なく詰めた。下段にも傘とか小物類を。フリードプラスの積載量はかなりなものだと改めて思った。

 首都高を走っていてナビが外環方面ではなく常磐道方面を案内する。これまで一度ももそんな案内はなかったので、無視して外環方面に向かい、戸田で降りて和光から外環に入って関越に。新座料金所を過ぎてからナビが常磐道方面を案内した理由がわかる。新座と所沢の間で大渋滞。さらに上りは通行止めのようで車がまったくはしっていない。

 調べると、途中で事故があった模様。上り車線で大型トラック車と荷台にクレーンを載せたユニック車が衝突し、ユニック車が中央分離帯を越えて下り車線に頭を突き出している状態。さらに積んでいた木材が散乱しているためその撤去で上り車線が通行止めになっている。

 下り車線はしばらくノロノロ進んで、事故現場の脇を通り過ぎたが、かなり大きな事故のようだった。幸いにも死傷者はでていない模様。ナビもこうした事故情報を的確に案内してくれたらいいのにと思う。

 途中で昼食をとったりしたので、子どもが今度引っ越すマンションに到着したのは2時くらい。それから荷物を降ろしてまずエントランスに移動。それから二階の部屋までもっていく。まあほとんどの荷物を運んだのは68になる自分のほう。

 マンションは中古の3LDKで築15年くらいにしてはかなりキレイな印象。でもディープ埼玉の田舎なので資産価値はなさ気。いろいろ思うことはあるが、まあ子どもとパートナーの人生なのであまり干渉しても詮無いところだし。

10月8日(火)

 子どもは泊まっていたので、家族三人で朝を迎える。朝食は子どものリクエストでオムレツとスパムをやいたものなど。

 午後は三人でニトリへ。なんでも新居用にベッドを買う予定があるのだとか。

 夕方、子どもを千葉の家まで送っていく。妻はそのためだけでデイサービスを休む。やはり子どもと三人で過ごすというのが嬉しいらしい。

 夕飯は子どもの好きな回転寿司に。

 実家に帰ってきた子どもを送って千葉まで行くというのは、ここ数年で何度も繰り返している。往復で130キロくらいになるだろうか。多分、両手ではきかないくらいだ。最初に引っ越した時には、週に何度も往復した記憶がある。

 それも多分今回が最後になるだろうと思う。これからはお互いディープ埼玉なので、行き来はもっと頻繁になるかもしれない。でもその逆もあるかもしれない。

10月9日(水)

 前日の夜からずっと雨。洗濯物は昨日も浴室乾燥機で干したが今日も7キロいっぱい回して浴室に干す。

 午後は、4時半から眼科に通院のため御茶ノ水へ。緑内障の検査でハンフリー視野計という器具を使っての検査。

ハンフリー視野計

異なる明るさ・大きさの光を提示して、光が見える最小の輝度からその位置の感度を決定する視野検査で、静的視野検査と呼ばれる。緑内障性変化のでやすい中心30度で検査をおこなうことが多いため、初期の緑内障の検出感度が高く、初期から中期の緑内障の経過観察に適している。

 最初に左目、次に右目とそれぞれ5分ずつくらい、視野に視野の中央に十時状に線が交差していて、その間の左右、上下に白いあかりが点滅したら手にしたボタンを押すというもの。最初慣れなかったせいか左目の検査ではけっこう見落としがあったようで、係の女性から「右のほうが慣れてきたせいかいいみたいですね」と言われた。

 それでもかなり見落としがあるようなので、緑内障が進行している可能性が大である。

 会計をすませると傘立てに傘がない。夕方近くで、ほとんど受診する人もいない。そして検査から会稽まではわずか30分かそこらなのに、ビニール傘を持っていくやつがいるとは。間違えたのであれば代わりの傘があるはずなのだがそれがないところをみると確信犯かもしれない。

 この医療センターに来るのは出版業界の現役組とリタイア組だけ。それを考えるとなんともトホホという感じがする。

 たまたま通りかかった医療事務の女性に傘を取られたことを告げると、総務まで案内してくれて、忘れ物だという傘をくれた。取られた傘はつい数日前に買ったものだけど、まあいいとするか。

 その後はどこにもよらずにとんぼ返りに自宅最寄り駅へ。それからATMで金をおろす。来週行くつもりの旅行の資金だ。

10月10日(木)

 木曜日は妻がデイサービスを休みにしているので、どこかに出かける頻度が多め。ただし次週に旅行に行く予定があるので、今日はどこにも行かない宣言を出して自室にこもる。

 そのまま「芸術理論ー東洋篇」のレポート作り。

 夜はここのところ急に寒くなってきたので、近シーズン初の鍋(キムチ鍋)を敢行する。

10月11日(金)

 前夜から一睡もしていない。ようやく「芸術理論ー東洋篇」のレポートが完成。Web上のサイトに一時保存。提出は10月21日以降だがもう書き直しはしない。

設問1

「臥遊」と「書画同源」をそれぞれ400字程度で説明

設問2

東洋思想における芸術と政治・道徳の関連について1200字程度で説明する

設問3

「気」という概念が中国の芸術理論のなかでどう論じられてきたかを1200字程度で説明する

 テキストのあちこちをつなぎ合わせた可能なのではねられるか、低評価になるか。とはいえこれ以上は無理かもしれない。

 秋季は6科目受講、内4科目はレポート作成済。うまく全部とれれば12単位獲得で、これまで取った単位と合わせて卒業要件の62単位を上回る。そして冬季(1月~3月)に卒業制作(卒論)が書いて、それば無事通れば卒業となる。とはいえ「タラレバ」話だし、多分無理かもしれない。となるともう1年、さらに学費の支出となる。これもまたトホホな話。

10月12日(土)

 子どもの引っ越しの手伝い。

 とはいえダンボールの開梱とどこに何を置くのかは、二人でマイペースで行うようなので、早めに退散する。

 子どもは近くに来たけれど、なんとなく意識的にはどうも遠ざかっていくような気がする。まあ子どもも大人だし、パートナーとの生活が優先されるのだからそれはまあ普通のことだと思うし、こちらもあまり干渉する気もない。そういうものだ。

10月13日(日)

 終日家にいる。

 特に野球が好きということはないし、今風的にいっても大谷君とドジャースポストシーズンにも関心はあまりない。野球の緩さ、流れの緩慢さになんとなくもうついていけないような気がする。優秀なバッターだって10回に3回しきゃヒット打たないようなゲームである。ようは凡打の山を見るのがデフォルトのスポーツなので。

 まあそれをいうと時間が90分と限られていて、攻守の入れ替わりが早いサッカーの方が面白いといえば面白い。でもサッカーのゴールというのは確実に蓋然性というか偶然の産物でしかない。メッシとクリスティーアノ・ロナウドが11人いれば話は別だろうが、足でボールを蹴るというのは、ある意味確実性を端から排除している訳である。流れの中での完ぺきなゴールといっても、結局は偶然性の産物かもしれないとも。

 ということで、最近はほとんどスポーツを観戦することは少ない。それでも出身が横浜なので、強いて言えば野球はベイスターズに関心がある。もともと子どもの頃は多くの野球少年と一緒で巨人一辺倒だったし、長嶋がアイドルだった。

 それが長嶋の引退、江川の電撃トレードあたりでアンチ巨人に転向。ちょうど同じ頃に大洋ホエールズが横浜に移ってきたこともあり、なんとなくそのまま大洋、横浜DNAベイスターズを贔屓にしている。といってもほとんどテレビを含め観戦する機会もないし、新聞で結果を確認する程度。

 まあ年寄だし、自分的にはベイスターズといってもなんとなく記憶的には大洋ホエールズだし、もともとは横浜というよりは川崎のチームというイメージがある。

 とはいっても学生時代はよく横浜スタジアムに野球観戦に行った。当時仲の良かったサークルの友人に阪神広島ファンがいたので、観戦機会も多かった。当時の大洋VS阪神、大洋VS広島では、観客も少なくスタジアムはガラガラだ。外野席のチケットも安かったので貧乏学生で気軽に行くことができた。そして一升瓶担いでひたすら飲みながらの観戦だっただろうか。

 まあそういう程度なのだが、久々にDNAがポストシーズンに進出。多分阪神には連敗して敗退かと思っていたのにあれよあれよと二連勝してファイナルステージ進出ということで、なんとなくダラダラとBSテレビを観ていた。二戦目はまあ圧勝。多分初めて見るマイク・フォードの一発とたたみかける佐野のスリーランなど、本当に久々野球をフルで見てしまった。こういうの何年ぶりだろうか。

 まあ戦力的には巨人とはだいぶ差があるので、おそらくファイルナルステージは巨人が勝つだろうと思っているし、それほどの期待値もないのでゆるく見ていこうかと思っている。