日誌的ななにか12月- ①

12月5日(火)

 多分日中はテキスト読んだり、パソコンの前にいたり。

 夕方、妻がデイから帰ってきてから、予約してあった歯医者の通院の送迎。

 その後、ホームセンターに灯油を購入に行く。これから冬本番になると多分10日に一度くらいの割合で18リットル購入することになる。

12月7日(木)

 伊勢志摩旅行第一日目。朝、出遅れて8時少し前に家を出る。走りに走って2時半くらいに伊勢神宮内宮へ。途中、二度サービスエリアで短いトイレ休憩。亀山で一度高速を降りて給油してまた戻った。

 伊勢神宮内宮に来るのは1年半ぶりくらい。特に信仰心もなくただの観光。神苑五十鈴川など、風景は割と嫌いではない。

 一応正殿にお参りしてからはおはらい通り、おかげ横丁をぶらぶらする。どこぞのお店のやる気のない営業部長にご挨拶。

 宿には6時くらいに着く。

12月8日(金)

 午前中、神宮美術館に行く。ここは館内もゆったりとしているが庭園も見事。前回来た時は常設展示で所蔵品の豊富さにびっくりした。今回は企画展「令和4年度奉納 神宮式年遷宮奉賛美術品展」があったため常設展示は少なめ。知っている作家は牛島憲之のみ。

 その後は外宮を参拝。ここは多分2年ぶりくらい。内宮とは趣は違うが町中にある広い神社という感じ。神馬「笑智(えみとも)号」にご対面。

 外宮を後にして昼食もとらずにスペイン村へ。

 ここは多分三度目くらいだろうか。子どもが3歳くらいのときと小学生くらいのとき以来だとすると、10数年ぶりくらいになる。入場料5400円は割高感もあるが、観光地のテーマパークとしてはけっこうボリューミーでもある。スペインの街路や城を模した景観、そこを歩くだけでなかなか気持ちがいい。ウィークデイということもあり、全体的に空いてるのも良かった。

 ただしパーク自体が入り口から海に向けてなだらかに傾斜をなしている。一番奥の海に近い部分から帰るときは、ずっと緩やかな坂道をのぼることになる。車椅子を押して石畳の坂道はまあまあしんどい。最近、こういう坂道を車椅子押していると年齢を感じることが多くなっている。

 閉園は5時。そこから合歓のホテルまでは20分くらい。途中、ほとんど暗くなっていたが、英虞湾が一望できる横山展望台によるも、車椅子でのぼれるスロープが工事中で使えず断念。もっとも暗くなっていたから、展望台に行けても眺望は期待できないか。

12月9日(土)

 旅行最終日。妻が内宮内で丸干支が欲しいというので行ってみるがさすが土曜日。内宮に近い駐車場は満杯。やや離れた市駐車場はまだ入れるようなのだが、道路で待機する車で渋滞になっている。

 内宮に行くのは断念して猿田彦神社のちょい先にある伊藤小坡美術館に行く。内宮周辺の喧騒とは真逆で駐車場には1台も車が止まっていない。館内に入っても入場者は自分たちだけ。

 伊藤小坡は猿田彦神社宮司の娘。知名度的には上村松園に劣るが明治から昭和にかけての美人画家。この人はもともと歴史画を描いており、歴史を題材にしたものも多い。また表現的にも四条派的な写実性、清方、松園らと同じ美人画も描くだけでなく、やまと絵的な作品を描いている。

 この美術館に来るのは三度目。というか一昨年に来て以来毎回来ている。こじんまりとしているが展示作品も充実している。今回もこの美術館の目玉的な『伊賀のつぼね』、『秋好中宮』、『『乳母浅岡』、『秋草と宮仕へせる女達』などお気に入りの作品をすべて観ることができた。

 

 伊藤小坡美術館の後は鳥羽水族館へ。ここも伊勢志摩旅行のたびに訪れている。というか伊勢島旅行、伊勢神宮内宮、鳥羽水族館というのがもはや定番セットみたいになっている。

 まあ水族館としてはなかなか見やすい、面白いところだけど、何度も来ているとさほど特筆すべきこともない。イロワケイルカ、ジュゴン、スナメリなどなど。とりあえずやる気のないスナドリネコ。そういえばスナドリネコという存在を始めて知ったのはいがらしみきおの『ぼのぼの』だったか。

 鳥羽水族館の後、再び伊勢神宮内宮に戻って土産物を買う。その後はひたすら走って日が変わった頃に埼玉に戻った。

12月10日(日)

 11月に会社移ったばかりの子どもから会社を辞めたいというLineが来ている。出張が多いのと、周囲が30代~40代のおじさん、おばさんばかりで、しかもテンションが高いのでついていけないとも。あまり軽はずみはしないようにと返事する。

12月12日(火)

 心臓CT検査のため飯田橋のCIVIC(心臓画像クリニック)へ行く。13時予約でかなり早くに飯田橋に着く。最初に勤めたのは市ヶ谷と飯田橋の間あたりのところ。そして最後に勤めた会社も最初は飯田橋からほど近いところにあったのでなんとなく懐かしい。

 少し歩こうと思い小石川の方へ向かう。それから引き返して大曲の方へ。それからかってトーハンがあったところを過ぎて江戸川橋まで出てしまう。そのあたりでどうもクリニックがかなり手前にあることに気がついて慌てて戻る。結局予約時間ギリギリで入る。

 心臓CTは4年前に同じところで経験済み。同じ手順なのだがほとんど忘れている。舌下にニトログリセンを噴霧され、右腕から点滴で造影剤を投入される。一気に身体がほてるような感じになる。CT自体はすぐに終了。

 検査後、医師から簡単に説明を受けるが、Q波異常、P波異常、房室ブロックも特に問題なしと。来週、この結果をもとに健保のクリニックの循環器医から再度説明を受ける。結局、4年前と同様おとがめなしというところか。検査費15000円が飛んで行ったけど、これもまあ安心料というところだろうか。

 昼時に、飯田橋で検査なので、もし予定がないなら会社が終わってから夕食を一緒にと誘うと「行く行く」と返事が来ていた。検査は2時間くらいだったので3時間近く飯田橋から市ヶ谷あたりで暇をつぶす。だいたいこういう時はマックでパソコンたたいたりしている。

 夕食は神楽坂の回らない寿司屋に。造影剤の影響でアルコールは控えるようにいわれているので瓶ビール一本だけ。子どもはもとより酒は飲まないので、ただひたすら好物の寿司をたいらげていく。

 会社を辞めたがっていることについては、それこそ試採用の三か月待たずにみたいなことを言っているので、いろいろと懐柔というか説得というか。そもそも30前のあまり経験も少ない女性で額面30万の仕事はなかなかないのだし、たいていのことは金で解決する。3年くらい辛抱すれば金も貯まるし、そうすればもっと違ったこともできる、考えられると。まあどこまで理解してくれたか。

 しかし親業はいつまでたっても修羅の道みたいだ。

12月13日(水)

 午前中は妻の通院につきあう。三か月に一度の神経内科の通院。先々週受けたMRIの検査結果も聞いたが特に異常はないようだった。

 病院の後は二人で昼食。よく利用するかつ敏というとんかつ屋さんへ。ここのとんかつはまあまあ美味いしいのでけっこう気に入ってる。

 午後には自分の泌尿器科の通院。なんか外出の8割方が通院か妻の通院の送迎になっている。年寄りなんてみんなこんなものだろうか。

 泌尿器科に妻が一緒に来たがる。待合室も狭く、車いすの人が待つにはむいていないところなので、家で留守番をといったのだが。結局、連れていき彼女は車いすで周囲を散歩に出かけた。

 泌尿器科では最近の症状を訴える。というか実はあまり術後の経過がよくない。すでに2ヶ月近く経つのだが、排尿時に痛みはあるし、なによりも頻尿である。これは手術前によりも顕著になっている。なんか本末転倒的。ひどいときは1時間くらいで耐えられないような尿意を感じて、外出の時には困ることもしばしばだ。

 医師から尿にはまだ膿がかすかに混ざっている。でも抗生物質を投与すると細菌に耐性ができるので、できれば投与したくないとの説明。もう少しすれば良くなるのでとも。次の診察は正月明けに。もちろん症状が耐え難い場合はいつでも来なさいとも。

 大きな大学病院の泌尿器科のセンター長までやった名医ということで、信頼はしているのだが、症状が症状なだけにこの説明には正直納得できない部分もあるけど、もうしばらく我慢してみるか。泌尿器の病気というのはちょっと困るというか、恥ずかしい部分もあるし、けっこう憂鬱といえば憂鬱。

12月14日(木)

 討ち入りである。なんのこっちゃ。

 妻は毎週木曜はデイが休み。前日も通院で休みなので二日続きでお相手である。

 今年も残り少ない。あと何回美術館に行けるかどうか。ということで上野に出かけることにする。上野の森美術館で開かれている「モネ連作の情景」展に出かける。

モネ 連作の情景  (閲覧:2023年12月15日)

 入場者が20万人を超えたという大盛況の展覧会。ウィークデイならなんとかなるかなと思ったのだが、いやいやどうしてどうして。というかめちゃ込み状態。作品の前には長蛇の列。しかもキャプションをじっくり読む人、音声ガイド聴きながらの鑑賞なので、なかなか列も進まない。一度、飛ばし飛ばし駆け足で観てから、次はなかなか進まない列の中に埋もれている車いすの妻を押して。いや~、モネって凄いっすね。上野の森美術館から徒歩1~2分の西洋美術館常設展ではいつも10点前後展示されているんですけどね。

 ただ今回のモネ作品は内外から集めたもので量質ともに素晴らしい。やっぱりモネの画力は同じ印象派ピサロシスレーを凌駕するものがあるなと改めて思ったりもした。詳しい感想はそのうち書きたい。

 美術館を出たのは4時少し前。まだ時間があったので西洋美術館の常設展に行くことにする。妻は散歩希望だったけど、まあ年内後何度美術館に行けるか判らないし、せっかくモネを観たので西美の常設展示のモネも観てみたいと思ったから。

 西洋美術館には閉館の5時半きっちまでいた。それから上野の山を下ってからアメ横を少しのぞいてから帰った。