10月に手術することになった

 昨日、いつもの泌尿器科に定期通院。

 すっかり予定を忘れていて、スマホのカレンダーの30分前アラームで気がついた。あわててシャワーを浴びて出かけた。それでも予約時間を数分遅れただけで間に合った。地元というのは楽である。

 いつもの尿検査して投薬みたいに思っていたのだが、今回は尿を溜めた状態でエコー検査。相変わらず前立腺肥大は改善されないまま。

 医師からは今の投薬では改善が望めないので、手術を提案される。いきなりなのでややビビるというか、なんか頭が働かない。

 医師の提案では手術は二種類でいずれも保険適用。最新式の手術法だと費用は15万くらい。もうひとつの方法だと9万弱とか。前立腺をミカンに例えて、皮を残しながら中をくり抜くようなことを説明されたのだが、どうも今一つ。とはいえエコーの写真を見せてもらうと、確かに前立腺が大きくて膀胱も変形している。まさに肥大症ということなのでしょう。

 最初、9月中旬に空きがあるといわれたのだが、その時期には小旅行を計画していたので、それ以降でとお願いすると10月中旬にとのこと。ただしその日だと、担当する医師は別の人になるという。通っている医院の院長はもともとアメリカでも研修されており、大学病院のセンター長も務めていたという、まあ名医といえば名医。

「先生は名医というご評判ですし、出来れば先生にお願いしたいのですが」

「僕は名医じゃない、正しくは元名医です。もう年齢も年齢なのでね。担当する若い医師は、僕よりも腕はいいし経験も豊富だから安心していい」と宣われる。

 「元名医」はけだし名言かもしれない。とはいえこの先生、年齢的には自分と同い年のはずなんだが。

 とりあえずもう医師におまかせするしかないので、手術を受けることに決めた。帰っていろいろと調べると最新式の手術はREZUMとう。水蒸気を利用して肥大した前立腺組織を壊死・退縮させるもの。そして自分が受けるのはPVPというグリーンレーザーを使って前立腺の内部を蒸散させるものなのだとか。病院によっては入院3~5日くらいとなっているが、この医院は入院施設もなく基本日帰り手術。当日はカテーテルを入れたまま帰宅なのだとか。

 当日は車運転は無理らしいのだが、翌日は車運転して通院してもいいという。なんか微妙というか。とりあえず子どもに運転を頼むことになるかもしれないな。しかし憂鬱といえば憂鬱。去年は白内障手術で、今年は前立腺か。なんか毎年そういう健康面での負のイベントが続く。まあ歳だからしょうがないんだけど。