妻が相変わらず頭痛を訴えるので、家から比較的近いところにある遠山脳外科という医院にいってみた。なにかあるたんびに東京の国際医療センターにいくわけにもいかないし、国リハは神経内科だけで、脳外科がない。妻のように頭やられているのだから、脳外科のかかりつけがあってもいいだろうとそんなことを考えてもいたから。
脳外科だからそんなに混んでいないだろうと思い9時過ぎにいってみたら、なんかめちゃ込み。受付で聞いてみると予約の人とかもいるので、診察は1時間半くらい後になるみたいなことを言われて後日にしようかとも思った。それでも少し待つと予約者の合間に診てもらえた。最初に問診してから、40分後にMRIをとり、それを見ながら説明を受けるというもの。
40分待つ間に私だけ役場まで行って9月末で切れる重度心身障害児(者)医療費受給者証の更新手続きをしてきた。医院に戻ると妻はすでにMRI室に入っているようだった。しばらくして出てきた妻に聞くと、MRIはがんがんとけっこう煩いのだとか。説明書にも磁石の金属音があるということが記されていた。11時過ぎに診療室に呼ばれてMRIの写真を見ながら医師から説明を受けた。新たな脳梗塞等の後もなく、問題になるような点はないとの診断だった。
妻は頭蓋形成した部分に圧迫感があり、それが頭痛の原因ではと盛んに訴えていたが、医師は人口頭蓋が脳を圧迫しているということはまったくないと現下に否定。このへんは国際医療センターで受けた説明とまったく同じだった。医師は妻の首をもみながら、コリがひどい。多分麻痺のコウシュクの影響だと思うが、これが頭痛の要因になっているかもしれないという意見を述べられた。それで二週間分の筋肉を弛緩させる薬を処方していただいた。
まあ、家から車で5〜6分のところにかかりつけの脳外科医院があるというのは後々のことを考えるといいことなんだろうとは思う。診察料や薬もぜんぶ障害者医療費受給のため無料だった。MRI写真を数枚プリンター印刷してもらった。待合室の壁にはMRI写真等をCD-Rに焼くサービスもあるという張り紙もあった。お値段は4千円弱というところ。けっこう便利になっているんだなと思う。まあ年に2〜3回くらいはここで診てもらうことになるのだろうな。