初めての10世代ノートパソコン

　またヤフオクでパソコンを落とした。今年になって4台目になるだろうか。そして今回は初めてのcore i5の10世代マシンである。まあどのくらい早いのかちょっと興味があった。とはいえ10世代マシンもすでに4年落ちの代物である。

　

富士通 ノートパソコン（PC） LIFEBOOK U9310/D 製品詳細 - FMWORLD（法人）:富士通

　ライフブックは8世代のU939を1月に、7世代のU938を6月に落としているのだが、いずれも人にあげてしまった。そして今、外出時に持ち歩いているのはレノボのやはり8世代のX28。これは堅牢でけっこう使い勝手がいいのだが、ライフブックのUシリーズの軽さが携帯するには魅力。といっても基本引きこもり老人なので、ほとんど外出していないし、仕事しているわけでもないので別にノーパソ持ち歩く意味もないのだが。

　まあしいていえば図書館やマック、高倉町珈琲での学習用ではあるのだけど。

　届いたU9310は、おそらく法人流れのものだが見た目は特に傷もない。立ち上がりも問題なく、起動時間も心持ち8世代よりは早い感じがする。もっともいろいろとソフト入れたり、常駐させたりするようになると、そこそこの時間はかかるようになる。まあパソコンなんてものはそういうものだ。

　スペック的にはcore i5-10310U 、メモリは8ギガ、SSDは256ギガ。重量はまさに777gと軽い。程度はまあまあいいと思ったのだが、CrystalDiskInfoを起動してみるとSSDの状態は80％、使用時間は1万時間を超えている。これはちょっと意外というか。出来れば新品がついてきて欲しいが、そうではないとしてももう少し使用時間少な目がよかったかなと思ったりもした。まあそうはいってもあと1万時間くらいは使えるのだろうし、そもそもそんなに使わないだろうし。

　なんとなく気分的によろしくないので、とりあえず512ギガのSSDに換装しようかと思った。

fanxiang SSD 512GB 【業界新登場】 PCIe Gen3.0×4 M.2 Type2280 NVMe 1.4 内蔵 最大読込3,600MB/s 32Gbps [容量モデル： 512GB / 1TB / 2TB ] 3D NAND搭載 HMB採用 SLCバッファ技術 Trim機能 AES暗号化機能搭載 高速化 高耐久 ゲーム向け S501Q 正規保証品 メーカー5年保証

　このSSDは値段変動が激しいみたいで現在は6499円だけど、ポチったときにはたしか4800円くらいだったような。まあこれはちょっとラッキー。すぐに現在のディスク内容をコピーしていざU9310を開腹してみた。ネジ全部で14個あるので一つずつ外していくと、アレ、1つ舐めてしまった。アララ。この手のネジは舐めるととんでもないことになる。これまでにも幾たびか辛酸をなめてきた。ネジ舐めの辛酸舐めって、シャレにもならない。

　一応、ネットでよく出ているゴムをネジ穴に載せてみたり、瞬間接着剤を使ってみたけど、どれもダメ。結局、回復作業を中止した。そしてネットでさらに調べて以下のネジ舐め対応グッズを購入。もう泥沼に嵌り込み深みに深みにと沈んでいく気分。

　購入したのはこの二つ。

アネックス(ANEX) なめたネジはずし 精密用 ハンドル付 M1~2.6 No.3610-N 【模型やゲーム機などの小さなネジや潰れたネジに】精密ドライバー ネジ穴 潰れた ミニ四駆 Switch メガネ

アネックス(ANEX) ネジすべり止め液 No.40【溝がつぶれかけたネジ頭を外す作業に】バッテリー交換 ノートパソコン なめそうなネジ山

　ポチった翌日には2点同時に届いた。さすがにアマゾンである。そして同じメーカーのものなので同時に届くのも当たり前か。

　早速試してみる。まずはネジ舐め専用のドライバーを舐めたネジ穴に垂直に刺してゆっくり左に回す･･････、ダメである。何度やってみるがダメ。

　仕方なく今度はスベリ止め液をネジ穴に1滴、2滴して、それからまた専用ドライバーを回す･･････、ダメ。あかんか。

　何度かスベリ止め液を垂らしては回すを繰り返すが、ダメ、ダメ、ダメである。そこで今度は普通の精密ドライバーを使ってかなり力を入れて回す。と、なんとなく回ったような感じがする。と、なんだか山の部分がとれたような感じ。ネジが途中で切れた？

　とりあえず空くのかどうか、ほかの13個のネジを外してみるときちんと開腹できた。ネジの頭が折れ取れたのだが、結果としてそれでネジが外れた状態になったみたい。とりあえず結果オーライである。結局のところ、すべり止め液はかなり効果があったみたいである。

　その後はSSDの交換である。以前、U938のSSDを交換するときに、SSDを止めてあるネジを舐めてしまいけっこう難儀したので、ここは非常に慎重にやってみた。それでも少し舐めそうな感じ。富士通はこのへんわざと舐めやすい仕様にしているのではないかと、ちょっと疑いたくなる。

　SSDを交換してネジ類を全部止めて電源オン。すると普通にSSDは認識され立ち上がった。これでメモリ8ギガ、SSD512ギガのノーパソとなり一件落着である。4年落ちのマシンだけど、基本的にはネット閲覧、OneNote、simplenoteなどのメモソフト、あとはワードやエクセルを少しやる程度なので2～3年は普通に使えるのではないかと思っている。メモリ8ギガは少し覚束ないが、この手のマシンはオンボードなのでこればっかりは致し方ない。まあ高齢者の普段使いだから多分問題ないか。

　ちなみに今回は税込みで2万くらいだったけど、4年落ちマシンとしてはどうなんだろう。とはいえ4年前には26万くらいしたというから、パソコンの値落ちの早さには驚くばかりだ。もっともこれはWindowsマシンに限ったことであって、MacとなるとM1マシンのMac book airでもまだ7～8万くらいはするらしい。Macは1台持っているけど、新しいものを買おうなどとは思わない。というかWindowsマシンについても、もういらないだろうと思ったりもする。自分はせいぜい2～3万の中古マシンをいじって遊んでいるだけだけど、それももう意味のないことだとは思っている。

　でもね、例えば最新の13世代とかって、どのくらい早いんだろう。せめて12世代くらいで32ギガくらいのメモリがあると、それはそれで快適かなあとか適当に思ったりもしないでもないが。