吹上コスモス畑2024

 午前中、妻のMRI検査。10時からの予約のため9時45分頃に病院に行く。

 検査は順調に終わり会計を済ませて病院を出たのが10時半を少し回った時間。

 さて、どこへ行くかということになり、妻が吹上のコスモスを見たいという。ここ3年くらい毎年行っているのだが、コスモス祭りが10月の26日、27日に終了している。やや見頃が過ぎているかもしれない。鴻巣市のサイトなどによると、やや見頃は終わりかけながらも、9月に一度植え直したエリアもあるとか。そして28日から11月2日までは自由に摘み取りしていいという。まあ毎年の恒例みたいなものなので行ってみることにした。

 その前に昼食をどうしようかと思い、せっかくなので東松山にあるレストラン、クランポンに行ってみることにした。ここは年に何回か行くイタリアン。ランチはいつものポークのソティでワンパターンなのだが、ドリンクとデザートがついて1500円くらいなので、このへんのランチとしては割と財布にやさしい。

 少し寄り道しながら開店11時半の少し前に行ってみる。するともうお店の前には10名くらいのお客さんが待っていて駐車場もいっぱい。たぶんみんなランチ目当てなので、かなり待つことになりそう。なのでパスしてそのまま吹上のコスモス畑に行くことにする。

 

 いつものようにコスモスアリーナ前の駐車場に車を止めてから土手の方に行く。コスモスはというと、う~む、まばらっぽい。やっぱり最盛期は過ぎている感じ。それでもそこそこに見学者がいる。摘み取り自由なので、みな花ばさみ持参で、薄いピンク、濃いピンク、黄色いコスモスなどを摘み取っている。

 こちらはというと花ばさみは持っていないが、車の中に普通のはさみを常備しているので、それを持って車椅子を押して下に降りていく。

 

 

 コスモス畑は、文字通り畑なので、遊歩道もけっこうデコボコしている。車椅子を押しているとけっこう力を入れないと進まない。これがまたシンドイ。去年とか一昨年、こんなにシンドイ思いをしたっけかなと少しだけ思った。やっぱりここのところの運動不足とか、あとは間違いなく年齢的な問題がありそうだ。まあアラ古希なんだから、これは致し方ないというところだ。

 まばらとはいえ、至近に来るとそれなりにキレイに咲いている。なので遠慮なく摘み取らせていただく。いろんな色のコスモスを少しずつ摘み取っては妻に渡す。そして花畑の中に入ってはまた摘む。絵に描いたような昼時の高齢者さんという感じだ。

 

 

 天気は薄曇りというところだろうか。まばらなコスモス畑なので写真を撮ってもお花畑感がどこか薄いような気もするが、まあいいか。

 

 

 

 滞在時間は1時間半くらいだっただろうか。

 その後はというとまだ昼食をとっていなかったので、ふたたび東松山クランポンに戻った。さすがに2時近くということで待つこともなかった。とりあえずデザートの写真などを。

 

 帰宅後は摘んできたコスモスを花瓶にさす。きちんと水切りをしたので数日はいけるかもしれない。なんとなくオディロン・ルドンにでも描かせたいような風情がする。やっぱり花のある食卓というのはいいものかもしれない。