国リハで2時から予定を入れておいた介護保険の訪問調査に立ち会うため半休をとる。介護保険は六ヶ月ごとに更新を行う。その都度聴き取り調査を行い、要介護度の再認定を行うためだ。
今回来たのはふじみ野市の職員ではなく、市から委託された居宅介護支援事業所の社会福祉士の女性だった。名前や生年月日といった基本的なことから、発症以来の病歴、国リハでのリハビリなどについて通り一辺倒な質問を行っていった。今回はほとんど妻が答え、私は補足的な説明を少しだけ行うといった程度にした。前回(1月)の調査時に比べて妻は格段に回復しているということだ。妻の答えかたにも矛盾や辻褄の合わないような話もなく、こうやって話を聴いていると片麻痺以外の所謂高次脳機能障害については、たぶん調査員には認識できないだろうなとも思った。一応、私からかなり改善されつつあるが、動作性IQが著しく落ちていること、注意障害があることなどは説明した。
後でわかったことだが、調査員の方は妻と同い年だということだ。4点杖歩行ができること、トイレが自立していること、衣服の着替え等少しづつ行えるようになっていることなどから、多分介護度は下がることになるでしょうとのことだった。現在の介護度が4なので、おそらく2か3あたりになるのだろうと思った。