介護認定調査

昨日は久々妻の介護認定調査があり、役所から調査員が来て面談していった。以下twitterの記録から。

昨日はカミさんの介護認定調査。毎回同じこと聞かれて。障害者の受けるサービスを介護保険にしたのも国、認定基準を変えるのも国。やれやれの思い。障害が固定され改善余地なしと医師に宣告されとるのに、毎回介護度を下げてられる。その度に再認定手続きしてる。受容サービスの問題だけじゃないんだ。

昨日の調査員はあんまりいい雰囲気じゃなかった。すぐ感情が顔に出るタイプみたいだったし、障害者によりそうような感じもなかった。なんとなくあなたもっと自分のこと出来るんじゃないのみたいなものいいを感じさせられた。これまで対応した調査員の中にはあまりいないタイプ。

まあ向こうも仕事だし、仕方ないといえば仕方ないかも

これまで介護認定調査を何回やっているのか、もう思い出せないくらいだ。妻が病気になってから9年経っているので、ほぼその年月に近いくらいの回数を行っているようにも思う。
調査はいつも必ず女性。これはなんでなんだろう。女性の方がマイルドな対応ができるから。いやそんなことはないだろう。福祉の現場もけっこう男女格差みたいなのがあって、訪問調査は女にやらせておけみたいなことが横行してるなんてことはないか。
その女性たちも市役所の職員であったり、市から委託を受けた介護施設の担当者だったりとかいろいろである。多分最近は後者のほうが多いのではないかと思うこともある。この手の面倒くさい仕事はアウトソーシングが普通だし、役所の職員はそれを管理運営すると称して手間暇かかる仕事しないとか。
ちょっと言い過ぎかな。まあ職員ともなるともっと細々仕事が多くてとても訪問調査まで手が回らないみたいな。
でも今回の調査員は正直あまり良い感じがしなかった。これまでの調査員はやはり福祉の関係の人という感じで、相手に寄り添うような雰囲気があった。そう福祉を仕事としている人のプロ意識みたいな部分、あるいは優しさみたいな部分だ。
しかし今回の人は横にいる私を無視するかのごとく、直に妻にどんどんと質問し、とにかくもっと出来るんじゃないのといわんばかりの雰囲気を出す。そこでフォローではないが、妻の病状、例えば表面上はわからない高次機能障害のこととかを説明すると、なんか露骨にあなたには聞いていない的な態度に出る。
なんとなくだが厚労省及び役所としてサービスの質を落とす、介護度を下げる、そのためのタメにする調査をしてこいという指導、指示でもでていて、それを忠実にこなしているんではないかなと勘ぐりたくなるくらいだった。
まあそこまで悪意を持って対応しているのではないのだろうが、少なくとも感情がするに顔、態度に出るのは調査員としては不適格かなとも思った。
最後に、これは今まで言ったことがないのだがあえて申し上げた。
「こうした介護調査で介護度が下がったことも何回かあります。ケアマネさんに言わせると、一つくらい介護度下がっても今受けてるサービスには支障ありませんということもありました。でもそういう問題ではないというのがこちらの思いとしてある。妻の病気、障害は医師から改善の余地なしといわれている。今、介護保険のサービスで受けているデイケアとかは何とか今の残された機能の維持やマヒの硬縮が進まないようにしているだけです。なので障害の状態に改善がないのに介護度を下げられるのはどうしても納得がいきません。だから介護度が下がる認定をされた場合には、再認定を申し出て戻してもらってきています。今回ももし下がったらケアマネさんを通して同じことをします」
これは捨て台詞でもなんでもない。障害を持ってしまった妻を守る自分にとっての矜持みたいなものだ。