ディサービス施設の見学

午前中、半休をとり国リハへ行く。最初に窓口で4月分の入院費約15万なりを支払う。それから久しぶりにOTを見学する。OTでは編み物針を使ってティッシュペーパーケースを作成していた。妻の横で単調な作業を見ていると恐ろしく眠くなり困った。
OTの後は病棟で頼んでおいた他院への紹介状をもらい10時半頃には病院をでた。それから大井の富家病院へ行く。老人専門の療養型の病院だが、ディサービスをやっていること、大井の福祉センターの運営を委託されているのもここであること、またリハビリ施設がけっこう充実しているという話だったので、一度見ておきたいと思っていた。
玄関に入るとなんか普通の病院らしくない。受付がまずあって受付嬢がいる。普通の病院のように外来患者で混雑するという雰囲気がない。それ以前に外来患者らしき人がまったくいない。なにかビジネスホテルみたいという印象だった。
受付でいろいろ照会してディサービスの担当者に取り次いでもらおうとしたのだが、運悪くこの日はディサービスが遠足を予定していて全員出払ってしまうという。3時過ぎには帰ってきますので、それ以降でしたらと。仕事のこともあり全休は出来ないので、一瞬頭を働かせて「医療相談の人にお会いできないでしょうか」と切り替えした。せっかくだから病院のシステムや施設についての説明をもらえないかと思った。
しばらくして若い大柄な女性がでてきて対応してくれた。ソーシャル・ワーカーだという。ディサービスの利用する施設やリハビリ室なども見学させてもらえた。リハビリ室はけっこう広く綺麗だった。OT、Ptの先生もけっこうな人数が揃っている。さすがに国リハほどの広さはないけれど、国際医療センターのリハビリ室と同等あるいはもう少し広いかなという印象を受けた。
一日のディサービスの中に組み込まれるているので、リハビリはせいぜい15〜20分程度だという。もっと集中的にリハビリを行うということであれば、通院リハビリみたいなことになるかもしれませんとの説明もあった。いずれにしろ一度、外来受診を受けてもらうことになるとのだった。そうなると国リハ退院後すぐに通所のディサービスとして組み込むのは難しいことになる。一度ケアマネとも相談しなくてはならなくなるだろう。
結局のところ退院してすぐに通所のサービスや通院するというのはあまりないのかもしれない。退院してしばらくは自宅で、所謂療養みたいなことをするということなんだろう。国リハの医師が紹介状をそんなに急いで書くことに難色を示していたとは妻が看護師から聞いたとのことだったけど、その理由もなんとなくわかる。
11時半過ぎに富家病院を出て早めの昼食をとってから会社に向かった。