先週の金土日と栃木茨城のあたりを小旅行してきた。
いつものように、日光の健保の宿をとった。
初日は前日とれた差し歯を仮止めしてもらうため、お茶の水の歯医者まで行き、それから高速にのった。旅行としては完全に出遅れ。それでも道が空いていたのと、天気予報的には金曜日が一番天気が良いというので、那須まで足を伸ばした。目指したのは那須の八幡ツツジ群落。そう山ツツジが見頃らしいというのを、妻が言い出していたので。なんでも何年か前に友人とバス旅行で行ったとかで、一度見せたいとかなんとか。
八幡ツツジ群落
八幡のつつじ群落/つつじ吊橋 - 那須町の樹木|栃ナビ! (閲覧:2023年5月16日)
那須ICからだいたい30分くらい。つつじ吊り橋の近くには県営駐車場がある。以前、多分2014年の3月に一度来たことがある。その時は遊歩道のウッドデッキにはけっこう雪が残っていたっけ。
駐車場から吊り橋までは数分。車椅子を押してもさして時間はかからない。
この吊り橋、前回も思ったけど、通路の真ん中が鉄製の網目になっていて下がよく見える。高所ダメな自分にはちょっときついところ。そして山ツツジはというと、まだ満開ではなく五分とかそんな感じだったか。
1時間近くウッドデッキの遊歩道を散策。遊歩道を逸れると砂利道になるので、そっちは行かなかったけど、近くに展望台とかもあるようだ。
殺生石
つつじ吊橋から県道17号を下ってすぐのところにある。ここも2014年以来だから9年ぶり。一面に溶岩石が転がり火山性ガスが噴出する。九尾の狐の言い伝えもあり、また最近では猪の死骸も見つかっているとか。まあ人間が短時間いる分には実害はなさそうではあるけど、ある種の荒涼感が漂う場所。
殺生石 - Wikipedia (閲覧:2023年5月16日)
殺生石はウィキペディアによれば昨年3月に二つに割れたことが確認されたという。9年前に撮った画像と比べるとなるほど一目瞭然。左側は割れた断面が露出している。右側は確かにひびの後があるので、ここから割れたんだろうか。
そして戻る道すがらでは千体地蔵を右手に見て下りてくる。
ペニーレイン
日光の宿まで1時間半くらいかかるので寄り道する気はなかったのだけど、妻がどうしても行きたいパン屋さんがあると勝手にナビに入れてしまう。まあ近くなので行って見る。
自分は全然知らなかったのだが、かなり有名なパン屋さんらしくテレビなどでも紹介されているのだとか。妻も当然テレビで見たのだとか。那須高原を下りてくる途中だけど、これはナビがないと見つけられないかも。そして第一、第二とかなり駐車場も広くあるのだけど、多分、土日は駐車場に入るまでもけっこう待つかもしれない。行ったのが金曜日ですでに夕方近くだったのでガラガラだったけど。
店舗とカフェが併設された店構えがこんな感じ。まあ那須でお洒落してますというアッピール感が凄い。しかもコンセプトは店名からしてビートルズだし。ところどころにサージェント・ペッパーズやリボルバーだし。
買ったのはブルーベリー・ブレッドとか人気のものを幾つか。旅行初日だしまだお土産的ではなかったし。帰宅してから妻が少しずつ食べていて、ほんの少し御裾分けしてもらったが、まあまあ美味い。とはいえわざわざこのパンを買うために那須まで来ることは多分ないし、次来るかどうかは神のみぞ知るっていうところか。ま
美術館周遊
13日はずっと雨。日光周辺はけっこうあちこち行ってるので観光はなし。雨に濡れずに行けるとこというところで、まずは東照宮近くの小杉放菴記念日光美術館に。現在開催中の展覧会は「旅する日光」。
鑑賞記は別に書くかもしれないので、とりあえず午前中から食い気方面を。B1にあるカフェでケーキセットなどを。ここセットで750円と割とお手軽で意外と美味。
その後はこれも定番というか、日光に行くとかなりの確率で行くことが多い宇都宮美術館へ。ここでは「池田満寿夫とデモクラートの作家展」をやっていた。この鑑賞記もそのうち。
水戸
最終日は日光から茨城水戸まで足を伸ばした。目当ては茨城県近代美術館と仙波湖。茨城県近代美術館も何度か訪れている。去年はチャンスがなく2年ぶりくらい。
とその前にランチタイム。いつもはどこにでもあるファミレスとかで簡単に済ますのだけど、今回はたまたま目についたステーキ&ハンバーグ屋さんがちょっとログハウス風で良さげだったので入ってみた。
ここは水戸ではそこそこ人気のあるステーキ屋さんみたいで、ちょうど日曜日の昼時だったのでえらく混んでた。最初に受付票を発行すると13組待ちという。やめるかどうかしばし車の中で妻と話し合うが、まあせっかくだからと待つことにする。その間にも続々とお客がやって来る。結局40分くらい待ってやっと席に案内される。
ランチメニューはステーキかハンバーグで幾つかメニューがあり、他にサラダバーとライスかパン、さらにドリンクなどを頼むよう。二人とも比較的チープなハンバーグ、妻は目玉焼きのついたペッパーハンバーグ。自分は定番らしいデミグラス。サラダバーもなかなか豊富でそこそこ美味。妻と二人でこれは混むのは当然みたいなこと話ながら食した。
食事終了後にようやく茨城県近代美術館へ。ここでは猪熊弦一郎の回顧展をやっていた。この鑑賞記も多分別に書きます。
のんびり絵を観てから、車を美術館の駐車場から仙波湖周辺の駐車場に移動。周辺をぶらぶらと散歩。ここは湖畔の遊歩道から水辺までが近接している。最初来た時、これって落ちる人、子どもとかいないのかと思ったりもしたけど。とにかく街中にこういう自然溢れる市民の憩いの場所があるのは素晴らしい。ここへ来ると水戸に住むのもいいかなと思うことたびたび。
遠目に謎の生物。鳥にしては妙に胴体が長い。これはネッシーならぬセンバッシー?
なんのことはないカモの親子連れでした。
さらにここには野良白鳥、黒鳥が多数いる。注意看板によるとエサをやると噛んだりするのだとか。
仙波湖の周りの遊歩道はランニング、ジョギング、ゆったりお散歩組などが沢山いる。一周は約3キロくらいあるのだとか。前回来たときは車椅子押して一周いたのだけど、今回はあまり時間もなかったので半周くらい。止めた駐車場からするとちょうど反対側くらいまで行ったので、そのまま一周しても良かったのだけどとりあえず戻ることにした。
帰りは千葉に住む子どものところに寄ってお土産届けたりしたので、結局地元に戻ったのは10時過ぎ。だんだんとロングドライブの疲れが溜まるようになってきた。まあ歳だからこれはいたし方ないか。