日光・福島・茨城に行って来た件

 先週の16日~18日にかけて日光の宿に二泊してあちこち回ってきた。

 いつものように泊まったのは健保の宿。一泊二食6000円と格安なのでリタイアした身には有難い。今回も宿は日光だけど、観光的には日光はどこにも行かず仕舞だった。

 初日はというと、栃木で観光ということで、「栃木、観光、6月」で検索かけてヒットした磯山神社というあじさいがそこそこ有名なところがあるというので(多分地元で)、行ってみることにした。あまり期待してなかったのと、あじさいの見頃は多分6月下旬ということで、まだまだ満開という訳ではなかったけれど、そこそこに楽しかった。

 その後は栃木県立美術館「題名のない展覧会」を観た。この美術館1972年の開館で50年になるということだった。

 二日目は日光から鬼怒川を通り国道121号線を北上して南会津を適当に周遊した。観光的には大内宿、塔のへつりを巡った。いずれも二度目とか三度目になるんだけど、多分10年近く前になるので記憶も曖昧だった。

 そして三日目はというと茨城まで足を延ばした。これまでも日光に宿をとって、最終日に水戸や笠間の美術館に行くことはあったけれど、今回は思い切って北茨城まで。五浦の天心記念五浦美術館へ行った。五浦は岡倉天心が別荘を持っていたところでもあり、東京美術学校を排斥された天心が一時期、横山大観菱田春草、下村観山らを率いて日本美術院を置いていたところ。大観や春草の絵を観ていたも五浦時代に制作されたものが多数あり、一度この美術館を観ておきたかった。

 ということで三日間、栃木、福島、茨城と回り埼玉へ帰ってきた。走行距離は780キロである。年齢を考えればちょっと無理しているかなと思う部分もある。帰ってきた18日は66歳の誕生日を迎えている。こういう旅行あと何度できるだろうか。

 日光の宿では二日間とも夕食の後、妻と二人でカラオケをやった。妻の希望である。妻は病気してから音程を取ることが難しくなっていて、まあ音痴というか調子外れになる。それでもデイサービスの友人と時々カラオケに行ったりもする。なので一応特訓タイムということで、二日間とも2時間近く楽しんだ。

 

これは初日、健保の宿での夕食。

 

こっちは五浦、天心記念五浦美術館に行く前、五浦岬公園の近くにある食堂魚力で食べた定食。刺身。フライ、てんぷら、煮魚、焼き魚の中から何品かチョイスするもの。自分は刺身とフライ、妻は刺身とてんぷらにした。いずれもえらく美味しくて、いきなり入った食堂だったけど、これは当たりだった。

大浜丸 魚力 | 北茨城市観光協会公式ホームページ