紅葉巡礼の続き。
数日前に友人から連絡があり会うことになった。こっちはたいてい暇なのだが、向こうはまだ再雇用で仕事をしている。たまたま休みをとれたので昼間から会うことになったのだが、紅葉が見たいと柄でもないことをぬかす。近場、埼玉で比較的交通の便がいいところはないかとしばし思案して新座の平林寺に行くことにした。どうせその後飲むことになるので車は使えない。あそこなら確か志木とか朝霞あたりからバスで行くことができる。
平林寺は埼玉県内でもいちおうよく知られた紅葉の名所らしい。これまでに1~2回行っている。たいてい11月の初旬から中旬くらいに行くのだが、紅葉にはやや早いみたいでほんの少し赤く色づいたもみじやかえでを見るだけだった。ここには書かなかったけれど、今年もたしか5日だったか、丸沼芸術の森でゴッホを観たあとに寄ってみたけれど、やっぱり木々はまだ青々としていた。
さすがに11月も下旬、そろそろいい頃靄かと思いまあ割と交通の便もいいので行ってみることにした。最寄り駅は東武東上線の志木駅、そこからバスで15分くらいで平林寺バス停に着く。
境内に入るといきなりいい感じの赤く色づいたモミジやカエデが目に入ってくる。ウィークデイでも疎らながら観光客も多い。だいたいが自分らと同じように高齢グループである。若い人もパラパラといるのは学生さんだろうか。
境内図に沿ってブラブラと散策というか散歩したのだが、ほぼ回りの樹木はいいあんばいで赤や黄色に染まっている。前日の森林公園もそうだったけど、近づくと少し色あせて枯れかけているものもあるけど、遠目には十分美しい。多分これから数日くらいが見頃かなとも思ったが、多分12月初旬くらいまではいけるかもしれない。
<山門附近>
<本堂附近>
<半僧門から遊歩道あたり>
そして野火止塚あたりを歩いていると周囲はこんな感じ。
朝からあんまり食べていなかったので、そこそこ腹はへってきたのだけど、なんとなく紅葉でお腹いっぱいみたいな感じになった。4時くらい、まだ明るいうちに平林寺を後にして志木まで戻った。行き帰りバスだったけど、はて、バスに乗ったのって何年ぶりだろうか。観光地のバスとかではなく、街中を走るバスに乗るのってひょっとすると10年ぶりくらいになるかもしれない。
まあその後は、普通にダラダラと酒を飲んだ。