まだまだ続く埼玉紅葉巡礼ということで森林公園に行ってみた。
「森林公園紅葉見ナイト」というライトアップ・イベントは26日までだったので、ほぼぎりぎりというところ。確か去年はコロナで中止だったか、それ以前このイベントは12月第一週くらいまでやっていたと記憶しているのだが、紅葉は終わりでその後は「スターライト・イルミネーション」ということで12月4日~19日のあいだの土日、あとはクリスマスの24日~26日に開催する予定だとか。
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最終日前日ということもあり、ウィークデイにも関わらず正門前駐車場はほとんど満車状態。ゲート近くの身障者用スペースもほとんどいっぱいで、かろうじて1台分空いていたのでなんとか止めることができた。
これまで「紅葉見ナイト」は何度も行ってるけれど、だいたいが5時頃ですでに暗くなってからなのだが、今回は3時前に入ったので明るい陽光の中での赤や黄色の樹林を楽しむことができた。やっぱり太陽の光によって微妙に色を変えるというのが、一番美しいのかもしれない。印象派の表現ってこれをキャンバスに再現する試みだったんだろうなとか、適当に思ったりした。
もう少し日が高ければ池の周囲ももっと美しく映えたかなとも。
生垣のベニカナメモチも深紅に染まっていてきれいでした。
ライトアップされるカエデ園も陽光の元ではこんな風。まあ近くによると少し枯れて色味が落ちてきているけどなかなかに美しい。
そして夕方4時半を回るとあたりも暗くなってきて、ライトアップの電球に灯がともり始めると、なんとなく雰囲気は小林清親の光線画風に。
ライトアップされたカエデ園は小1時間前とはまったく趣をかえてくる。
なんとなく尾形光琳というか、ちょっと琳派な趣を感じさせる川をイメージしたイルミネーション。
そして電球を樹木全体にあしらったイルミネーション。多分、このへんはクリスマスまで土日は見ることができそう。
最後にゲート至近の池には船のイルミネーションが。時折、シャボン玉が噴出されてきて、つぶすと白い煙になる。子どもたちが大喜びで飛び跳ねてつぶしていた。
てなわけで久々森林公園のライトアップされた紅葉を楽しんだ。試しにこの雑記の記録を確認すると「紅葉見ナイト」に来ているのは、2010年、2015年、2017年の3回のようだ。生活綴り方じゃないけど、こうやって日常雑記をつけていると、こんな風に思い返すことが簡単にできる。17年近くだらだらと続けている意味とかあまり感じないけど、こういう時だけは利便性を感じたりもする。