およそ10数年ぶりに来た奈良だったけど、諸々平和だった。
外国人も含め観光客がたくさんいたけど、なんていうのだろう密度が薄い感じ。京都の嵐山や伏見稲荷あたりに比べると、人が密集していない感じがした。奈良公園や鹿宛あたりの雰囲気はそんな風。
以前来たのが2012年くらいだったので、記憶はあやふやだが鹿ってこんなに多かったっけというような印象がある。なんとなく春日神社に向かう鹿宛」およそ10数年ぶりに来た奈良だったけど、諸々平和だった。
外国人も含め観光客がたくさんいたけど、なんていうのだろう密度が薄い感じ。京都の嵐山や伏見稲荷あたりに比べると、人が密集していない感じがした。奈良公園や鹿宛あたりの雰囲気はそんな風。
以前来たのが2012年くらいだったので、記憶はあやふやだが鹿ってこんなに多かったっけというような印象がある。なんとなく春日神社に向かう途中の鹿宛とかそのへんに集まっていたような記憶なんだが、今回はもうあちこち、そちこちに鹿がいる。道路も普通に鹿優先で通行しているし、観光客に鹿せんべいをねだっておじぎしているし。東大寺にも興福寺にも普通に鹿がうろうろしている。県庁1階のセブンイレブンの入口にもいて、なにかちょうだいとおねだりしている。
奈良の鹿はどのくらいいるのだろう。実際、増えているようで今年7月の調査では、過去最多の1456頭いるのだとか。コロナの時期には減ったということらしいので、やはり観光客が増えて、えさやりしているしているのも、増える要因なのかもしれない。
でもね、鹿と観光客の交流というか、そういうのを見ているとえらく平和的。鹿せんべいをあげると、次々と「ちょうだい、ちょうだい」と寄ってくる。観光客はもうないよといって、手を振りながら小走りに逃げる。そんな光景をあちこちで見た。
車いすに興味があるのか、鹿せんべいも持っていないのに寄ってくる。なにもあげるものないとなると、「チェっ」みたいな感じで離れる。たまに後ろから洋服かんで引き留めようとするやつもいた。でも「寄せよ」と手を振ると去っていく。いい意味で人慣れしている。
迷惑YouTuberが「外国人(中国人)から鹿を守れ」とばかりに、その手の切り取り動画で再生回数を増やし、あろうことか市議会選挙に出て当選してしまった。でもそういう連中がいうようなことはまったく見かけなかった。まあ二日間だけではあるけど。
印象的に目撃したのは、サンドイッチか何かついているフィルム、それにマヨネーズだか卵だかがべっとりついているのが捨てられていて、それを鹿が加えようとするのを、必死にやめようとしている外国人の御婦人がいたこと。何度も取り上げようとする、鹿抵抗するみたいな感じで、結局取り上げてコンビニのゴミ箱に捨てていたっけ。
結局のところ、みんな分っているんだと思う。鹿をいじめているとか、いたずらするような人は、日本人にしろ、外国人にしろ、たぶんいない。鹿せんべいをおねだりして、ついてくる鹿を手を振って避けようとするのだって、切り取り動画にすればいじめているように見えるかもしれない。ことさらに大きくとりあげるようなことではない。
もちろん全員が全員、良識をもって鹿に接しているかどうかはわからない。なかには悪乗りするような輩も多分いるだろう。でもそれは外国人だけではなく、当然日本人にもいるはずだ。
奈良にとって鹿はある意味、観光資源でもある。東大寺や興福寺、春日大社などの名所とは別に、放し飼いの野生動物がいて、自由にえさやり(鹿せんべい限定)ができる。そりゃ外国人じゃなくても、観光客にとっては魅力的だとは思う。たしか管轄は奈良県になるのだろうけど、鹿はきちんと保護しなくてはいけない。そして観光客には、鹿との接し方をきちんと観光ガイドなどでアナウンスすればいい。ただそれだけのことだ。
思った以上に、奈良は平和だったし、鹿も、観光客も平和的だった。まあそういうものだ。しかしそうはいっても迷惑YouTuberが自治体議員に当選してしまうのも一方で事実。こういう民度もまた現実だということを忘れてはいけないんだろうね。









