天の岩戸(10月29日)

 志摩と伊勢の間を走る県道32号(伊勢道路)の途中にあるのが天の岩戸。

天の岩戸(恵利原の水穴) | 観光スポット | 観光三重(かんこうみえ)

 ここには2021年に一度訪れている。

天の岩戸 - トムジィの日常雑記

  どんなところかなと思い行ってみると、「これが天の岩戸?」って思うくらいのところではあった。まあ今回はおそらく伊勢志摩に来るのも最後っぽいし、それなら行ってみるのもありかなと思った。場所的にはこんな感じだろうか。

 

 県道から細い山道に入ってけっこう走る。たぶん2キロくらいだろうか。すると右側に駐車場が現れる。そこにあった解説文によると、この付近を古くから地元では高天原と呼んでいたという。そして伊勢神宮内宮の南東側に位置し、周囲は杉の大木がうっそうと茂り、霊気につつまれた雰囲気がある。その奥にある小さな洞窟を天の岩戸神話になぞられたということのようだ。

 実際の洞窟はとても小さくて、とても天照大神が隠れるような規模感はない。そこから湧き出る清水は「名水百選」にも選ばれていて飲水にも適している。その水は神路ダムに流れ込み、志摩水道用水として志摩市民の飲料水の水源にもなっているのだとか。

 駐車場からは細い山道を400mくらい進むと天の岩戸とされる水穴につく。この道が舗装されていない坂道。当然、車いすを押していくのは難儀するところ。前回来た時もけっこうシンドイ思いをしたのだけど、それをすっかり忘れていた。

 

 そして途中まで行ったところで、妻が急にトイレに行きたいと言い出す。それなら駐車場に着いたときに言ってくれと思いつつも引き返す。そしてまた山道を登る。車いすを押しての山道400mは本当にシンドイ。でもあたりの雰囲気は確かに霊気を感じるようなひんやり感がある。でも車いす押しているとジワジワと暑い。このへんの間隔が微妙。たぶん普通に歩いていると、けっこうこのひんやりとした霊気はもっと感じられるのだろうなと思う。
 最後に小さな滝が現れ、階段を上ると右側に小さな小屋がある。ここで着替えて滝にうたれる修行とかもできるのだとか。そしてその奥には水源でもある小さな水穴がある。以上。

 

 

 

 

 前回、訪れたときはほとんど人がいなかったが、今回はというと駐車場には5台くらい車止まっていた。そして自分らの後からも1台、2台と入れ替わりにやってくる。ウィークデイの午前中でもそこそこに人が訪れる場所ではあるようだ。

 まあ考えてみたら前回訪れたのは2021年、新型コロナのパンデミックの最中だったので、旅行に行く人も少なかったかもしれない。たしか1年延期となったオリンピックが開催される少し前、何度目かの緊急事態宣言が解除された頃だったか。たかだか4年前くらいのことなのに、ずいぶんと大昔のような気もしないでもないな。

 まあそれはおいとて、天の岩戸である。伊勢神宮にしろ、この地は日本書紀などの記述に由来するものが多い。要は神話由来のことなので、天照大神を祭った内宮があるのだから、その近くにある小さな洞窟なので、これは天の岩戸だろうという、まあある種のこじつけの類なんだろう。でもまあ、そういう突っ込みを入れてもしょうがないことだろうとは思う。そしてなんとなく霊的な雰囲気を感じさせる、所謂一つのパワースポットみたいなところということでしょうか。

 でも今回の途中まで行ってからの引き返しは本当にしんどかった。高齢者的には次は絶対にないとは思った。