9月28日から10月2日まで淡路・京都旅行に行って来た。
淡路に二泊、京都に二泊で、例によって大塚国際美術館へ行ったり、京都では京都市京セラ美術館あたりにでも行こうかと、そんなことで健保の宿に抽選申し込みをした。まあウィークデイということもあり、なんなく抽選は当たった。
ここのところ毎年10月くらいに淡路に行っているので、なんとなく今回もということになったのだが、9月になってから健保のHPを見ると、淡路のホテルとの契約が9月いっぱいであることを知った。偶然とはいえ、多分これが最後の淡路旅行になることに。
もともと淡路のホテルは、多分関西にある出版社や支社の組合員向けだったのではないかと勝手に想像している。途中で同じ系列のホテルとして宮津も追加されたのだが、おそらくおそらくだけど利用者があまりなく、コロナ禍でさらに激減して、今回契約が打ち切りになったのかもしれない。
それにしても淡路のホテルはよく利用した。妻が病気になってから、とにかく普通に旅行とかをさせてあげたい、とはいえ高い宿には頻繁に行けないということで試しに大冒険的に行ってみてはまった。
関東からは片道700キロ強と遠く、当初はあまり利用が少なかったのだろう、抽選申し込みをしなくても宿をとることができた。一泊8000円はおそらく通常の宿泊料金の半分くらいで、それできちんとした食事がとれるということは魅力だった。どのくらい利用したのかを、この雑記の記録をあたってみると実に18回も利用していて今回が19回目ということになって驚いた。さらにいえば淡路旅行で対岸の鳴門にある大塚国際美術館に行くようになり、それから絵画鑑賞、美術館巡りが始まった。こっちへの来館は今回で16回目になる。
そんなこんなで今回は淡路へのメモリアルツアーみたいになってしまった。そして多分大塚国際美術館にも最後になるような気がする。別に健保契約の宿が取れなければ、普通にホテル予約すればいいだけなんだろうが、年金生活者にとって通常料金での宿泊はけっこうしんどい。おまけに往復で1500キロ以上のドライブは、さすがに四捨五入すれば70代という年齢には次第にシンドクなりつつある。ある意味いい潮時だったのかもしれない。
途中から一緒に来なくなった子どもが、よく淡路は遠すぎると言っていた。友だちに車で淡路まで行ったというと驚かれたとよく話していたが、まあそれが普通なのだろう。まして障害のある妻を連れてだ。自分も会社では、「また淡路ですか。よく行きますね」と呆れられた。でも、大きな荷物を持ち、車椅子を押して電車や飛行機での移動よりは、車での移動の方がはるかに楽だった。ただ自分が運転を頑張ればいいだけのことだったから。
試しにこれまでの淡路旅行の記録をまとめてみた。いやはやよく行ったものだ。
1.2007年4月27日~29日
・淡路・関西旅行2.2008年4月26日~28日
・淡路・姫路・徳島旅行/大塚国際美術館①3.2009年1月3日~5日
・淡路・大阪旅行/大塚国際美術館②4.2010年1月2日~4日
・大塚国際美術館③5.2010年4月29日~5月3日
・京都・宮津・淡路・倉敷旅行
・大塚国際美術館④/大原美術館6.2011年1月2日~4日
・大塚国際美術館⑤7.2011年4月29日~5月2日
・淡路・神戸・京都旅行/大塚国際美術館⑥8.2011年12月31日~2012年1月3日
・淡路旅行/子どもノロウイルス
・奈良~春日大社9.2012年12月30日~2013年1月2日
・淡路・郡上八幡旅行10.2013年5月3日~5日
・淡路旅行/大塚国際美術館⑦11.2015年1月1日~3日
・淡路旅行/大塚国際美術館⑧12.2015年5月2日~4日
・淡路旅行/大塚国際美術館⑨13.2016年5月2日~4日
・淡路・名古屋旅行/大塚国際美術館⑩
・名古屋ボストン美術館14.2017年5月3日~5日
・淡路・京都・名古屋旅行/大塚国際美術館⑪15.2018年4月27日~30日
・淡路・倉敷・浜松旅行/大塚国際美術館⑫
・大原美術館/浜松楽器博物館16.2018年11月2日~4日
・淡路・神戸旅行/大塚国際美術館⑬
・小磯良平記念館17.2020年11月3日~7日
・京都・倉敷・淡路・岡山旅行
・京都市京セラ美術館/大塚国際美術館⑭
・大原美術館/岡山後楽園