志賀高原から渋峠を越えて

 水野美術館を出てからさてどうやって帰るかとなったのだが、まあ夕方近いし普通に来た道上信越道を帰るつもりだった。いちおう妻にどうするか聞いてみると、なんとなく長野を回りたいという。そうこうしているうちに志賀高原の方にという。一瞬ひるんだけど、まあ久しぶりということもあるのと、別に翌日仕事ということもないので割と簡単に同意。

 志賀高原に行くには中野市から山ノ内町に入る。途中で妻の実家近辺も通るのだが、コロナのこともあり寄ることはせずそのまま通過。湯田中から国道292号に入り山道をずんずん行く。渋峠超えは何度も行っているし、スキーで志賀高原にも、多分両手ではきかないくらい行っているから割と慣れた道といえば慣れた道。それでもここ5年くらいは来てないかもしれない。

 サンバレー、丸沼といったやや下の方からじょじょに登っていく。みんな何度か滑ったところだ。走りながら妻の過去の栄光みたいな話、多分何度か聞いたことがある話を聞いたりしながら運転する。高校時代にアルバイトしたホテルでのこととか、同じくアルバイトで来ていた大学生からホワイトエンジェルと呼ばれたという武勇伝のこととか、まあ何度か聞いたことがある話だけど。

 ようやく横手山の駐車場に来る。ここにはスカイレーターという動く歩道もあるのだとか。着いたのが5時少し前くらいだったので、さすがに乗ろうとは思わなかったが。駐車場からの景色はさすがに2000メートル超えの景色なのでそこそこ絶景っぽい。

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 しばし記念撮影したり、駐車場近辺をうろうろしてた。

 それからいよいよ渋峠に入るといきなりガスってきて、視界が10メートルあるかないかというヤバイ状況になる。幸い対向車もなければ、後続車もないというガラガラ状態だったが緊張しまくり。そのまま白根山近辺から草津スキー場のあたりまでも霧は続いている。

 白根山の噴火はたしか2018年のことだったと思うけど、その痕跡はけっこう残っていて、あちこちに噴石がゴロゴロと転がっている個所がある。昔、子どもと一緒に乗ったロープウェイもあの噴火以後閉鎖されているんだとか。

 だらだらと下ってきてようやく草津温泉街に入ったのは7時ちょい過ぎというところ。道の駅に入ってホッと一息という感じになった。

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 この草津運動茶屋公園という道の駅、4連休最終日だというのに10台以上ノキャンピングカーやワンボックス車が車中泊ですといわんばかりに止まっていた。優雅な人々なのか、あるいは日本にもノマドランドな人々がいるのか、よくわからないけれど、パジャマ着たオジサンがトイレに行く姿がなんとなくペーソスっていう感じを醸し出していた。

 その後は145号線は一部上信道も出来ていて快適。さすがに4連休の最終日の7時過ぎなんで、道路もガラガラ状態。無事に渋川伊香保から関越道に乗って帰って来た。