恒例の大塚国際美術館

 これも恒例の陶板複製画の美術館なのだが、今回はとにかく混んでいた。まあゴールデンウィークなんだから当たり前といえば、それまでなんだけれど、ここにはもう10回以上来ているのだが、これほど混んでいるのは初めてだった。
 おまけに入口付近では高校生の集団がいて、これは修学旅行か遠足の類なんだろう。それ自体は美術教育ということでいえばたいへんいいことなんだが、いざ自分が観に来る時にぶつかるとちょっとやれやれみたいな気もする。
 子どもたちも一通り観た後は1Fの屋外に集められいてこんな風に集合させられてる。

 なので館内も絵画鑑賞というよりもとにかく観光みたいな感じの人たちがとても多くて、こちらもなんか集中がきれるというか、リラックスしつつも絵を楽しむ気分じゃなくなってきて、ここに来てこんな感じになるの初めてだったかもしれない。なので今回はルネッサンスからバロック中心にみたいに思っていたのだが、バロックもなんか中途半端な感じになって、レンブラントなんか一枚も観なかったくらい。
 まあそれでも楽しめたことは楽しめたし、六本木の国立新美術館でやってるルノワールなんかも一応学習してみたりもした。