受験料の振込み

娘が受ける私立高校の受験料の振込みのため朝一から動く。暮からけっこう来年の受験はけっこうタイトだと少しだけ聞かされていた。ようはだね、私立高校の願書受付がだいたい1月8日〜11日あたりの一週間に集中している。願書には受験料の振込みましたという控えを貼り付ける必要がある。受験料は銀行振り込みのため銀行の営業時間に行わなくてはならない。年末の仕事納めは1月28日のところが多いだろうから、年末年始休暇の間に銀行振り込みするには1月4日しかないというわけ。中学校の先生だか塾の先生だかに言われたんだっけかね、4日は混みますよと。
まあ母親が日中フリーならなんも問題ないだろうけど、うちの場合車椅子だし一駅先の銀行行くのは困難。子どものことなんだから子どもにやらせろと。おっしゃるとおりだけど、子どもは朝から塾行っているし、父親が動かざるを得ないと。でも記憶をたどると自分はどうだったかというと、たぶん自分でやったんだろうな。片親だし、父親そういうことやってくれる人じゃなかったし。親はなくても子は育つのだが、とりあえず親がいると親がやらなああかんというのがご時世というか、まあうちの場合はだね。しょうがないよ、育て方間違えちゃったんだから。
そういうわけで前日はほぼ初めてその願書なりというものをちゃんと見てチェックしましたよ。そういえば受ける学校一校の願書は、入試相談会のときにもらっていたのだが、もう一校は確かもらったはずだったのだがと暮に見直していたら入手していないことが判明。あわてて28日の年末最終日の午前中、会社を抜け出して車で学校まで行きましたよ。事前に電話したら学校自体お休みだけど、願書は守衛室で販売してますとかって。まあナビ使って最短コースとったら往復含めても1時間以内ですんだけど。
願書はとにかく返信用封筒二通(受験票、合格通知)を含めて名前住所を書くことばっかり。これも親が当然のごとくやる。子どもは朝から夜10時近くまで塾、ただひたすら塾、えぐるように塾。帰ってきても飯食って風呂入って寝るだけの日々だし。
そして本日、9時台に銀行行ったのだがけっこう混んでいる。世間的にも本日が仕事始めで営業開始しているところ多いから、入出金とかが集中しているのだろう。月末入金のほとんどがこの日になっているのだから、どこも今日は銀行は混雑していることだろう。そこに持ってきて受験料の振込みである。
10分程度待たされてから窓口で振込み。二校あわせて45000円也。窓口ではなぜか合格祈願のお守りまでくれる。もうすっかり社会的なルーチンなのねこれって。その後郵便局に行って返信用封筒に貼る切手を購入。速達だの書留だのでやれ340円だの380円だのと必要になるので窓口で必要分を購入。すぐ後ろに並んでいた奥さんも同じような切手を購入していたから、たぶん、たぶんだけどこのお方もお母さんで、お子さん受験なんだと勝手に想像してみる。
いったん帰宅後、切手を封筒に貼り、書類をすべてチェックしてから再び郵便局に向かい願書の送付手続き完了。ほぼ午前中いっぱいの仕事であったわ。こんだけ苦労した学校も、第一志望の学校に受かればご辞退することになるんだから、微妙というか、複雑な心境というか。こういう親の苦労、心労はいつか報われることがあるんだろうか。