iPodシャッフルを購入する

妻が最近とみにiPodが欲しいとのたまう。家ではたいていテレビをつけっぱなしにしていることが多いのだが、最近なにかと音楽を聴きたいという。どんなものをと聞くと、やれ嵐だ、NSPだ、かぐや姫大瀧詠一などなど。ハァーとため息をつく日々である。
iPodの何が欲しいかと聞くと、「いいやつ」みたいな返事である。たぶんきちんとiPodの種類や原理についての認識も知識もないと思った。どうせ買えば、あの曲を入れろ、あのアルバムを借りてこい、などなど。ようはこっちのやっかいごとが増えるだけなのである。
それでも言い出したら聞かない部分もあるので、一応購入リストに入れておき、どこかで買うかと思ってはいた。でも、どうせ飽きるだろうし、たぶん使いこなせないだろうから、タッチはないだろう。NANOもおそらく使えない。だいたい8ギガだの、16ギガだのも何を入れるかである。ちなみ私だって3年くらい前に買った16ギガのNANOも、まだ半分も使っていないくらいだ。
私のiPod遍歴はというと、最初に購入したのは初代のiPodシャッフル1ギガである。当時で15000円くらいだった。まあこういうやつである。

実はこれまだ現役バリバリで使っている。ジムのお供はいつもこれである。
次に購入したのはiPodmini4ギガ。これはヤフオクだかで落としたんだったか。

これももちろん現役。ここ数年はずっと車にセットして聴いている。というか車のナビ&オーディオにオプションでiPod接続キットを取り付け、これに接続してある。ドライブのお供はこれでOK。運転する時はノンストップ・ミュージックである。
そして次が2世代目のシャッフル1ギガ。

これは多分娘の誕生日プレゼントかなんかで買ったものだ。だもんでマイリー・サイラスとかアニメソングばっかり入っている。つい最近まで娘が使用していたはず。
そして今のところメイン機としていちおう使っていることになっている一世代前のiPodnano16ギガ。

音楽をメインにして、YouTubeから落とした動画やら、デジカメ画像とかも入れたりしているのだが、前述したようにそれでもまだ容量の半分くらいしか使っていない。会社まで徒歩5分だから、通勤で音楽聴くということもないので、あまり活躍できていない。
まあそういう遍歴をしてきた経験であえていう。iPodはシャッフルで十分なのである。曲名が画面で確認できてとか、動画が観れてとか、画像ビューワーとしてどうのという、マルチメディア的利用がどうのという利点もあるのかもしれない。でも、携帯ミュージック・プレイヤーということでいえば、そこそこ良い音でノンストップに音楽聴ければいいのである。しょせん家の外で聴くのである。なにかしながら聴いているのである。お気に入りの曲がなんか流れているというのが一番なのである。
シャッフルはチープで軽い。コストパフォーマンスにもっとも優れた携帯ミュージック・プレイヤーなのでる。
というわけで、妻のために購入するのはシャッフルと決めていたのだが、家電店に行くと、妻は当然のようにNANOがいいとのたまう。説得に10数分、とりあえずシャッフル使ってみて、気に入ったらNANOをまた買えばよいではないかということにして、最初からこちらの思惑通りにシャッフルを購入。
なぜか知らぬが勢いで娘の分も含めて2台購入した。最近、娘が今使っている2世代シャッフルの容量少し少ないと言ってたのを思い出したから。娘が高校に行く頃には、たぶんNANOかタッチあたりが必要になるかもしれないが、まだまだシャッフルでいいだろうくらいの気分である。
色については妻の一言で、妻の分がピンク、娘の分はブルーに決定した。

そんでもって帰宅後はずっと買ってきたばかりのシャッフル2台に曲を落として、落として。とにかくもうえぐるように落とすべしという感じ。
妻のシャッフルにはNSPや嵐のベスト盤、中島みゆきの「大吟醸」、数年前に流行った「R35」、広瀬香美のベスト盤、徳永のヴォーカリスト1〜3などなどを入れまくる。
娘のそれは前回同様、マイリー・サイラス、アニソンなどなど。
まあそのようにして1日が終了した。