木曜日は午前中に妻がレンタルしている車椅子の点検。午後は妻が9月に行った定期健診の結果を聞きに行く。数値は全体的に良くなっているという。ただ糖尿病についていえば、2月から始めたインシュリンの影響もあるようだ。
当然、その後はどこかへ行きたいと。妻からは巾着田の曼殊沙華か小川町に折り紙を買いに行きたいというリクエスト。最初は巾着田経由小川町というので、日高と小川町では方向全然違うと却下。近場ということで日高の巾着田に行くことにする。
日高・巾着田曼殊沙華公園
日高市・曼珠沙華の里「巾着田」公式ホームページ (閲覧:2023年10月6日)
ここに来たのは2年前の10月。まだコロナが猛威を振るっていたためか、曼殊沙華祭りは中止。しかも観光客が着て密にならないようにと、2020年、2021年と2年続けて曼殊沙華が咲く前にすべて刈り取るという徹底ぶりだった。今思うとそこまでする必要あったのかなとも思わないでもない。でも当時はとにかく社会全体が徹底した自粛モードだったんだなと。
さて今回はというと、ホームページをみると曼殊沙華祭りは10月6日までという。ほとんどギリギリセーフというところ。そのせいかウィークデイで、しかも4時近くという時間なのにかなりの人が出ている。駐車場も曼殊沙華が咲いている会場からはかなり遠くを誘導されるのだが、車椅子、身障者と告げると会場入り口近くを案内してくれた。有難い。
そして曼殊沙華祭りだが、入場料が必要になるのが6日までで、物産や飲食の出店が出ている。それ以降ももちろん見ることが出来る。もちろん無料だ。ただし曼殊沙華の開花についていえば、高麗川の上流エリアはすでに見頃が過ぎている。ただし下流エリアは満開で見頃を迎えているとか。まあこれも多分今週末くらいまでではないかと思う。そういう意味では三連休は無料で曼殊沙華が見ることが出来るのでは。少々見頃を過ぎているかもしれないけど。
会場内では見物客が写真を撮ったり、散策したり。アジア系の外国人も沢山来ている。例によって日本人よりも多いかもしれない。ウィークデイでも関係ない自分らのような高齢者だけでなく、若い人たちもけっこう多い。コスプレして花の前のポーズを取っている女の子なども。まあこの風景はここ数年、桜、梅、コスモスなどを見ることができるところではよく見かける光景だ。
曼殊沙華を前に熱心に絵筆をとられている人が。その絵がけっこう魅力的で、見物客も写真を撮っている。自分たちも撮らせてもらった。
見事な曼殊沙華の赤と木々の緑。その奥からかすかにさしている陽光。赤と緑の補色関係をかくも鮮やかに対峙させる。完全にプロ仕様だ。すこしだけ噺を聞いてみると、描いているのは木村新さんという風景画家だという。
個展をやられているのかを伺うと次回は西東京で行う予定だという。
高麗神社
巾着田の後は少しだけ高麗神社に寄ってみた。まあこれもだいたいパターン化している。車だと5分かそこらで着く。自分的にはなんとなくそれなりの厳かさがあるけど、どこか敷居が低い、なんていうのだろう、フレンドリーな神社だ。
もう夕暮れ時だったけど近くの聖天院の方に行ってみる。もっともここは4時ぐらいで閉まってしまう。いつも夕方に行くことが多いので中に入ったことは一度もない。そのうちにもっと早い時間帯に行ってみたい。まあそんなことを思いながらまったく果たせていないけど。
最後に雲のイメージショットを。