古いパソコンのSSD換装

 リビングに置いてあるパソコンがただの箱の状態で放置してある。

 多分、4年くらい前に中古品を買ったものだ。

取り合えずパソコンを購入 - トムジィの日常雑記

HP Compaq 6300 Pro

OS:Windows10 Pro 64bit

CPU:Core i7-2600 3.8Ghz

HDD:SSD480GB / 2TB HDD

office:マイクロソフト office2016

メモリ:16GB

DVD:スーパーマルチドライブ

 

 Core i7-2600 第2世代のSandy Bridgeである。古いなあ。

 しかもこのパソコン、SSDMBRでデータ用HDDがGPTだかで、なんかしらの不具合が出た。理由、原因がよく判らないのだが、起動ディスクのSSDからの立ち上げが不可になってしまった。記憶はあやふやだが、いろいろ調べたりしてもうまくいかず、結局SSDを取り外して、データ用のHDDにOSを入れ直して使うことにした。

 しかし10年近く前のパソコン、SSDでないとお話にならないくらいに遅い。そうなるとほとんど使わなくなる。リビングでパソコン使うときはたいていノートパソコン使うので、もう古いデスクトップを使う必要などなくなる。

 まあそれでもたまに電源を入れると、いつものようにWindowsのアップデートで固まる。そうするとますます使わなくなる。そしてただの箱のまま放置。

 

 日曜日、久々に電源を入れてみる。しかし古いパソコンでハードディスク仕様だとどうしてかくも遅いのだろうというくらいに立ち上げがとろい。そしてまたアップデートである。多分、2~3ヶ月電源入れてなかったのか、累積プログラムがどうのという。まあこれは20~30分はゆうにかかるかとまた放置。

 

 とはいえこのパソコンこのまま箱のままというのもなんだし、廃棄となれば金もかかる。もう一度中に入ったままコード繋げてないSSDをなんとかできないかと、箱を開けてみる。そしてよく見るとSSD、480GBじゃなくて120GBだった。容量小さい。とはいえ4年前だと120GBでもそこそこしたのだろうな。

 これをそのまま使うかとちょっと思案。そういえば、もう完全に使っていないレッツノートのCF-W9、メモリは別のCF-SX2に使いまわしているけど、たしかあれもSSDに換装してたことを思い出す。でもって、早速取り出してみると250GBの容量ある。とりあえずこれを使ってみるかと。

 

 まずは開けっ放しのHP Compaq 6300 ProにSSDを取り付ける。それから2テラのHDDからシステムをクローンしようと試みる。クローンソフトは以前だとフリーソフトは EaseUS Todo Backupなんかを使えたのだが、今はほとんどが有料になっている。

 EaseUSは以前データ復旧ソフトを購入したつもりがサブスクだったみたいで、毎月8000円くらい数ヶ月引き落とされたみたいなことがあり、まあこっちの不注意だけど正直あまりお付き合いしたくない。昔はEaseUS Todo Backupはフリー仕様で重宝したものだったのだが。

 

 ということでいくつかクローンソフトを当たってみる。今回はこのサイトを参考にした。

無料HDD/SSD コピー・バックアップソフト一覧 - フリーソフト100

(閲覧:2023年7月4日)

 いろいろあるなあ。AOMEIは以前有料版使ったことがあったけど、サポートが完全に中国系でメールでの意思疎通がしんどかった。そういえばEaseUSもサポートは英語のメールだったけど、担当者はオーストラリアだかどこかで中国系の名前だったなあ。

 でもって紹介しているソフトも基本フリーといいつつも、いざクローン実行となるといきなり有料版を案内されて終了みたいなものばかり。まあ向こうも商売なのでそれは致し方ない。数少ないレビューとかも参考にして今回はこのソフトを使ってみた。

Hasleo Backup Suite Free

2023 Completely Free Windows Backup Software for Windows 11/10/8/7 - Hasleo Backup Suite Free (閲覧:2023年7月4日)

 

 操作自体は割と簡単でした。その前にレッツノートから換装したSSDMBR仕様になっていたので、これGPTに変換しといたほうがいいかと、今回もやり方をググってみるとマイクロソフトのサイトにコマンドラインから変換する方法が載っていたので試してみたら簡単だった。この記事は今年の3月のものらしいけど、4年前にもこのやり方紹介されてたらよかったのにね。

マスター ブート レコード (MBR) ディスクから GUID パーティション テーブル (GPT) ディスクへの変換 | Microsoft Learn (閲覧:2023年7月4日)

 

 ということで、2テラのHDDから250GBのSSDにシステムをクローン。2テラHDDの接続をきってからSSDで起動、無事にWindowsが立ち上がる。それからHDDも再接続して無事に作業は終了。

 

 やっぱりSSDになると起動は早い。体感的には立ち上げ時間は三分の一くらい短縮した感じ。ネット検索とかエクセルでちょこちょこデータいじくるくらいなので、第2世代のSandy Bridgeでもけっこう普通に使えるかもしれない。

 

 とはいえそもそもリビングでパソコンはほとんど使わないし、何か検索したいとかあってもノートPCを使うから、この10年前のデスクトップが活躍することはほとんどないはず。とりあえず手持ちのSSDを使いまわしただけなので金もかかってないし、それで延命できたのでめでたし、めでたしかもしれない。時間的には3~4時間、掃除の合間にちょこちょこやったので、まあある種の暇つぶしみたいなものでした。