伊豆高原グランイルミ (11月26日)

 伊豆旅行しても美術館巡りばかりだと、妻はあまり満足できないかもしれない。いちおう河津の七滝に行くにしろ、もう一つくらい観光系でお手軽に回れるところはないかと思い、宿にいる時にまだ行ってない観光名所はないかと、スマホでちょっと検索していて見つけた。グランイルマもといグランイルミってなんだともう少しググってみる。「体験型イルミネーション」とか「8thシーズン」とかの言葉が出てくる。かなり大掛かりなイルミネーションのようだ、しかもすでに8年もやっているところとか。

 でも、グランイルマってどこにあるんだと。

アトラクション|伊豆高原グランイルミ~8thシーズン~ (閲覧:2022年12月2日)

 これは伊豆ぐらんぱる公園ではないか、ハイそのとおりでした。

アトラクション|伊豆ぐらんぱる公園|伊豆シャボテン動物公園グループ

(閲覧:2022年12月2日)

 ここは伊豆ではかなり古くからあるテーマパークで、子どもが小さい頃に1~2度行ったことがある。妻が病気になってからも1度くらいは行ったかもしれない。ファミリー向けの遊園地で、へんてこな自転車とかで遊べるところだった。

 この遊園地がいつのまにかかなり大掛かりなイルミネーションの場所になっているということか。営業は17時半くらいかららしいので、下田の上原美術館からの帰りに寄れるはず。ということで行ってみた。

 到着したのは17時半を少し過ぎたくらい。駐車場はけっこうごった返していて、入り口には列が出来ている。幸い入り口付近の車椅子用駐車場は空いていたのですぐにチケット売り場に行くと、その時には列はもうはけていた。ようは17時半の開園と同時に入る人が列を作っていたみたい。

 メインゲートをくぐるといきなりキラキラピカピカの世界が広がる。しかしここは全体的に斜面を下るようになっている。そして斜面とその下のスペースが一面にイルミネーションの世界になっている。なかなか大掛かり。しかしその傾斜を下るということは、戻ってくるときは当然登ってこなくてはならない。まあ一人なら別に苦にはならないけど、車椅子を押してとなるとちょっと話が違ってくる。

 イルミネーションの間は遊歩道になっていて、なだらかな傾斜といえばそうなんだけど、ときどきスロープが大きくカーブするあたりがけっこう急になっていたりもする。これはけっこう難儀するだろうなと思いつつ、ままよそのままイルミネーションの世界を下ることにした。妻はけっこう喜んでいる。

 まずは海をイメージしているのか青いイルミネーションの世界。

 個人的には一番きれいだなと思ったイルミネーションのトンネル。

 

 

 

 斜面を下りきるとなんとなくお花畑をイメージしたり、そこにウサギがいたり。

 海をイメージしてるところには真珠貝があったりなども。

 それからまた斜面を登ると全体が見わたすことができる展望スペースにでる。そこまで登るとかなりしんどかったり。でも、俯瞰でも見るイルミネーションもそこそこ壮観。

 

 ショーアップしてスモークをたいたり、レーザー光線を巡らしたりもする。

 

 

 なんだかんだで2時間くらいいただろうか。8時少し前にひけることにした。最後に遊園地スペースの方にいくと、お約束の恐竜もイルミネーションに輝いていたりしてる。

 

 なかなかに大掛かりなイルミネーションの世界。8シーズンもやっているというのは、それなりにヒットしてる企画ということなんだろう。まあ老舗テーマパークが新規格でリニューアルしたというところか。ホームページで確認すると11月11日から8月末日まで営業しているのだとか。毎回リピーターになるかというと、微妙だけどたまに行くのはであればそこそこの満足が得られるとは思った。妻も喜んでくれた。

 ただし、車椅子やベビーカーはけっこうハードな部分もあるので、それなりに覚悟した方いいかもしれない。正直、翌日からかなり足が痛かった。まあこの日は河津の七滝でゆるい坂道遊歩道をけっこう歩いたりもしていたから。車椅子を押してこういう観光もあと何年できることやら。