河津七滝とか  (11月26日)

 伊豆旅行からもう一週間が経過しているのだが、一応記録なんでまとめておく。

ワサビ丼

 河津の七滝(ななだると読む)に行くことにしたのは、妻がまたテレビかなにかで仕入れた情報で、ワサビ丼が食べたいという。しかも七滝周辺でかどやという店のそれが紹介されていたので、そこへ行きたいという。

 ネットで調べて住所なりをナビに入れて伊東の宿を出発。国道135号を南下して河津で山の方に入る。途中でトイレ休憩とかをいれたので七滝附近に着いたのは12時少し前なのだが、かどやの駐車場はかなり一杯で数台入れるかどうか。なんとか車を止めると、待つ客が店の外まで溢れている。まだ12時前なのに。店内で順番待ちのリストに名前を書くと、だいたい自分らの前に15~20組くらい。たしかお店は2時までの営業とネットとかで書いてあったが、これはもう確実に1時をゆうに回る可能性がある。

 妻に「どうする」と聞くと、「待ちたい」という。とりあえず店内の坐るスペースを少しあけてもらい妻を座らせる。自分はというと、前回来たときに食べた七滝の入り口付近にあるお土産物屋さんに行くと、二組お客がいるだけで空いている。ここを利用すると車を止めておけるし、そのまま七滝のメインで一番生きやすい初景の滝までいける。去年食べたときの記憶ではけっこう美味しかったような。

 このままかどやで待って食べてから、七滝で観光をしたら多分一日終わるかもしれない。そこで戻ってから妻に今回はかどやさんはパスしようと告げて車を移動させて出合い茶屋に向かう。まあ1分もかからないのだけど。

 お店の人はけっこうフレンドリーで身体の不自由な妻のことも気遣ってくれる。これも前回同様。あとで教えてくれたのだが、お店の多分おかみさんらしき女性は、父親が妻と同じ病気で介護してたということだったとか。ここでは自分は去年と同様に猪汁とわさび丼のセット、妻はわさびを練り込んだとろろ蕎麦を頼んだ。

猪汁とわさび丼

 なんとなくわさびの量が少なめ(?)かと思ったのだが、まあまあ美味しいし、猪汁も具沢山でこちらも美味い。妻と分け合って食べた。あとでこれもお店の人が話してくれたのだが、今年はわさびが品不足でお土産用のわさびも以前よりも倍近くするのだとか。お店でも丸々一本を出してお客がすりおろして食べるみたいなことは出来なくなっているという。なんでも台風などでこの地域の棚田がかなり深刻な影響を受けているのだとか。お土産売り場でもわさびは一本が千円くらい、少し大きいものだと2千円以上みたいなことになっている。

七滝

 食事の後は、これも去年と同様に車をおかしてもらいやや登りの遊歩道を初景の滝をめざしていくことにする。しかしたった一年だけど、けっこう登りの遊歩道は押しているこちらの足にくる。まあ66という年齢を考えればいたし方ないのだろうけど。

 遊歩道のあちこちにちらほらと紅葉があるのだが、伊豆のこのへんだとまだ少し早いのか。なんともいえないけど、まあ季節のアクセントにはなっているか。

 そして初景の滝と伊豆の踊子像にご対面。

ループ橋

 河津七滝に行くには伊豆の中央を縦断する414号を通るのだが、ちょうど七滝に行くあたりに山を大きく下るループ橋がある。多分これまでにも下ったり、上ったりしたことがあるのだが、ちょうどループ橋の下の部分に車を止めて、写真を撮ったりするスペースがあったので、七滝の帰りにちょっと寄ってみた。

河津七滝ループ橋 - Wikipedia (閲覧:2022年12月2日)