妻の通院

 朝寝坊、妻からあと30分で医者だからとの声で起きる。妻曰く、自身も寝過ごしたとか。いつもならデイサービスがあるので6時過ぎには起きているのに。

 あわてて支度してから車で出発。予定の10時ちょい過ぎに病院へ。これは神経内科への定期通院。何度も書いてるような気がするが、医師の診察は実質2~3分くらい。

「お変わりありませんか?」

「特にありません」

「では、次は12月の2週くらいで」

以上である。

 今回はしばらく受けていなかったMRIを撮ることに。前回いつ撮ったのか聞くと3年くらい前とのこと。多分何もないのだろうが、脳梗塞で大きな梗塞巣があるので再発とかあると致命傷にもなりかねないので、定期的に検査は必要。それを思うとちょっと間が空きすぎているかも。

 医師の診察を終えてから放射線科でMRIの予約を入れる。12月1週に入れたので、神経内科の次の診察までには結果が判るとか。その後はいつもの処方薬を近くの薬局に鳥に行き、通院の第一部終了。

 その次は、妻が月一回行っている内科の糖尿外来に。ここはいつ行っても混んでいる。町中の糖尿病患者が来ているような感じである。自分は都内の医院に三か月に一度かかっていて薬も90日分出してもらえるのだが、妻の通っているところは一ヶ月分しか出してくれない。なので混んでいても必ず行かなくてはならない。

 車を駐車場に止めてから妻の受付をすます。それから自分は近くのマクドナルドまで歩いていき美術史のお勉強を。表現主義キュビスムについてノートをとったりして過ごす。1時を少し回ったくらいにそろそろいいかと思う医院に戻ると、妻は併設された薬局で処方をもらって出てきたところでいいタイミングだった。結局のところ、2時間と少しかかったことになる。待場の糖尿病外来はこんな感じなんだろうか。

 その後は、車で狭山まで行き昼食。数日来、夫婦して武蔵野うどんがどうのと行っていたので、ナビでチェックした16号線沿いの店に。その店はなぜか入り口付近がちょっとした料亭みたいな雰囲気があって、あちこちにあるワイルドというか、庶民風の店とか雰囲気が違っていたけど、出てきたうどんは変わりはなかった。

 しかし、午前中から動いて医者二軒はしごして昼食をとると、なにかもうそれだけで一日が終わってしまうかのようだ。人生も一日も短い。