コロナの感染拡大でこれからどうなるかわからないけれど、現在予定されている美術館の企画展覧会で興味をひくものをリストアップしておく。どれだけ行けるかわからないけれど。
- 栃木県立美術館:日本画のゆくえ~継承と断絶・模倣と創造
- 高崎市タワー美術館:光ミュージアム所蔵 美を競う 肉筆浮世絵の世界
- MOA美術館:開館40周年記念名品展 第1部
- アーティゾン美術館:はじまりから、いま。1952ー2022 アーティゾン美術館の軌跡—古代美術、印象派、そして現代へ
- 山種美術館:上村松園・松篁 ―美人画と花鳥画の世界―
- 東京富士美術館:近代が誇る女流画家とそれに連なる美の系譜 上村松園・松篁・淳之 三代展
- 茨城県近代美術館:ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ
- 国立新美術館:メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年
- 府中市美術館:春の江戸絵画まつり ふつうの系譜 「奇想」があるなら「ふつう」もありますー 京の絵画と敦賀コレクション
- 東京国立近代美術館:没後50年 鏑木清方展
- ポーラ美術館開館20周年記念展 モネからリヒターへ ― 新収蔵作品を中心に
栃木県立美術館:日本画のゆくえ~継承と断絶・模倣と創造
栃木県立美術館 1/29(土)~3/21(月)
高崎市タワー美術館:光ミュージアム所蔵 美を競う 肉筆浮世絵の世界
高崎市タワー美術館 1/29(土)~3/21(月)
光ミュージアム所蔵 美を競う 肉筆浮世絵の世界/高崎市タワー美術館 | 高崎市
光ミュージアムは岐阜県高山市にある美術館。新宗教崇教真光によって設立した。日本画、浮世絵の他、洋画でもゴッホ、モネ、ルノワール、コローなども収蔵している。いつか行ってみたい美術館の一つだ。
光ミュージアム|HIKARU MUSEUM(光記念館)高山市(飛騨高山)の美術館・博物館複合型ミュージアム
MOA美術館:開館40周年記念名品展 第1部
MOA美術館 1/28(金)~3/27(日)
» 開館40周年記念名品展 第1部 | MOA美術館 | MOA MUSEUM OF ART
なんといっても国宝尾形光琳の「紅白梅図屏風」が目玉。多分毎年この時期だけお披露目される。初めて行った時に偶々展示されていて観ることができたけど、あれから多分5年以上経っているので、会期中一度行きたいと思っている。
アーティゾン美術館:はじまりから、いま。1952ー2022 アーティゾン美術館の軌跡—古代美術、印象派、そして現代へ
アーティゾン美術館 1/29(土)~4/10(日)
はじまりから、いま。 1952ー2022 アーティゾン美術館の軌跡—古代美術、印象派、そして現代へ | アーティゾン美術館
山種美術館:上村松園・松篁 ―美人画と花鳥画の世界―
山種美術館 2/5(土)~4/17(日)
【開館55周年記念特別展】 上村松園・松篁 ―美人画と花鳥画の世界― - 山種美術館
を観ているので収蔵品はだいたいその時と同じだと思う。今回は子の松篁とのコラボ企画ということか。
東京富士美術館:近代が誇る女流画家とそれに連なる美の系譜 上村松園・松篁・淳之 三代展
東京富士美術館 2/11(金)~3/13(日)
上村松園・松篁・淳之 三代展 | 展覧会詳細 | 東京富士美術館
富士美の日本画展はまだ一度も観ていない。トータルすると20回くらい通っているのに。以前、金沢21世紀美術館に行った時に富士美所蔵の日本画展をやっていたのを観たくらい。噂的にはかなりのコレクションということらしいので、この母、子、孫という三代の企画展はちょっと楽しみだ。しかし同時期に山種と富士美で上村松園、松篁というのはちょっと面白いと思う。
茨城県近代美術館:ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ
茨城県近代美術館 2/9(水)~3/27(日)



企画展 | 展覧会 | 茨城県近代美術館 | The Museum of Modern Art, Ibaraki
この企画展は去年8月にSOMPO美術館で観ている。去年4月の名古屋市美術館を皮切りにSOMPO美術館、宮城県美術館、静岡市美術館と巡回してきて最後がここ茨城県近代美術館ということになる。コローとヴーダンが目玉の企画展という印象がある。あとはミレーをのぞいたバルビゾン派だったか。長期で国内巡回ができたのはランス美術館が長期休館中ということもあるようだ。なかなか充実した展覧会なので出来れば会期中一度水戸まで足を運びたいところ。
国立新美術館:メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年
国立新美術館 2/9(水)~5/30(月)
メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年|2021年11月13日(土)~ 2022年1月16日(日)大阪市立美術館|2022年2月9日(水)〜 5月30日(月)国立新美術館
多分、上半期の西洋画展覧会の目玉かもしれない。メトロポリタン収蔵品の企画展は以前東美で観ている。たしか2012年の暮れだったと思うけど、そのときは確か「自然」を切り口とした企画展で風景画が多かった。今回はルネサンスから19世紀までということで65点の展示が予定されている。
思い起こせばメトロポリタン美術館は、1995年新婚旅行の時に訪れている。その時は日程が押していて午前中の3時間程度しか滞在できなかったので、本当に駆け足での鑑賞だった。正直覚えているのは、ポロックの「秋のリズム」だけみたいだったけど、今回予定されている出品作のかなりの前はきっと通っているはずだとは思う。楽しみな展覧会だ。
府中市美術館:春の江戸絵画まつり ふつうの系譜 「奇想」があるなら「ふつう」もありますー 京の絵画と敦賀コレクション
府中市美術館 3/12(土)~5/8(日)
春の江戸絵画まつり ふつうの系譜 「奇想」があるなら「ふつう」もあります ー 京の絵画と敦賀コレクション 東京都府中市ホームページ
敦賀市博物館の「敦賀コレクション」を中心とした企画展。府中市美術館は、同内容のものを2020年にも開催しているらしいが、多分まったく同内容ということはないと思う。敦賀市博物館もいつか行ってみたいところだ。
東京国立近代美術館:没後50年 鏑木清方展
東京国立近代美術館 3/18(金)~5/8(日)
国立新美術館の「メトロポリタン美術館」展と並ぶ上半期の目玉的展覧会かもしれない。近代美術館での大々的な回顧展だけにこの企画展も楽しみにしている。
ポーラ美術館開館20周年記念展 モネからリヒターへ ― 新収蔵作品を中心に
ポーラ美術館 4/9(土)~9/6(火)
ポーラ美術館開館20周年記念展 モネからリヒターへ ― 新収蔵作品を中心に | 展覧会 | ポーラ美術館
ポーラ美術館は毎年2~3回は行っているのだけど、去年はなぜか4月に一度行ったきり。この企画展は多分行くとは思うけど、そうするとほぼ1年ぶりということになる。ベルト・モリゾの新収蔵品のお目見えも楽しみにしているが、今回は日本の近現代作家の作品の展示も楽しみにしている。難波田龍起、白髪一雄、李禹煥、田中敦子等をポーラで観るというのもちょっと新鮮な感じがする。