割と最近、テレビでお笑いタレントがロケをやっていた。そのことを妻に話すと「行きたい」という。宿のある伊東からは至近で車で30分くらいということで行ってみることにした。基本、うちは夫婦揃ってミーハーである。60過ぎたジイサン、バアサンが動物園に行ってもねえと思いつつもまあ伊豆だし、ゆる~く観光もいいでしょう。
伊豆アニマルキングダムという名前、あまり聞き覚えがないなと思っていたのだが、かっては伊豆バイオパークという名称だったと。それならなんとなく名前覚えている。でも行ったことはない。伊豆だと熱川バナナワニ園とかグランパル公園、シャボテン公園とかには行ったことがある。いずれも子どもが小さい頃のことだ。でもバイオパークはなんとなくスルーした感じだ。全体としては規模の小さなサファリパークという感じのようで、遊園地やミニゴルフ場が併設している。
かっては他のサファリパークのようにサファリバスで周遊していたのだが、これを廃止して鋪道450メートルのウォーキングサファリという形にしてある。この歩道から動物がいる場所を見下ろすようになっていて、そこからエサやりが自由にできる。
エサは固形物がカップに入っているものや、菜っ葉が数本束になったものがそれぞれ100円であちこちに設置してあり、お客は箱に100円入れて自由に持って行く。なんか前進するたびにお金払うみたいな感じだが、100円なんでまあいいかという感じ。なんだかんだで500円以上は使ったと思う。まあミーハーなので。
ウォーキングサファリを抜けるとガラス超しに猛獣が見ることができるアニマルゾーンがある。
そして多分、この動物園の一番の目玉らしいホワイトタイガーとご対面。
ウォーキングサファリに併設して動物とふれあうことが出来る「わくわくふれあい広場」がある。ただしコロナの影響で入場制限や動物に触ることは禁止となっている。もっともウィークデイなので入場制限はあまり意味がない。でも動物園のふれあいコーナーでおさわり禁止というのは、ちょっと自己矛盾的だけどまあどうでもいい。ここの主役というか、まあ沢山ただいるだけの存在なのがカピバラ。
一匹だけ活発にエサよこせとひたすらアッピールしてくるのがいたが、真上から顔をアップにするとイメージが一新する。
さらに走り回り、突進してくるアルマジロや、意味もなく動き回るアリクイなどもいた。
最後に鳥なども。
車椅子でゆっくり回って動物園の方だけで2時間くらい。これで遊園地の方まで行けば多分一日使ってしまうくらいかもしれない。動物園からプレイゾーン(遊園地)に行くには橋を渡り、そこから階段を登る必要もある。まあプレイゾーンは観覧車やメリーゴーランド、ゴーカートなどがメインのようなのでこれはパスする。
全体として家族連れ、小さい子どもがいればけっこう楽しめるパークだとは思う。入園料は大人2500円で、プレイゾーンで遊具や乗物に乗るにはそれぞれ金がかかる。規模からすると少々高目かもしれないけれど、観光地で伊豆だしまあ許容というかそんなものだとは思う。自分たちのような年寄りでも動物園の方だけでもそこそこゆる~く楽しめるそういうところだとは思いつつ早々に引き上げた。