日光へ行ってきた

 29日、30日と二泊で健保の宿をとり日光周辺で遊んだ。

 例年、年末年始というか年始には淡路島とか宮津とかかなり遠方の宿をとって出かけていたのだが、抽選に外れることが多くなってきた。密かにこれは団塊世代が65歳で完全にリタイアしたあたりからではないかと思ったりもしている。

 そこで今回はというとかろうじてとれたのが、ある意味一番頻度が高い日光でしかも年の瀬迫る29日、30日だった。それでも出かけるのはなぜかといわれれば、とにかくおさんどんがしたくないということに尽きる。家にいれば休みといっても結局、家族の食事作ったり、掃除洗濯に明け暮れることになる。もっともこうやって泊りがけで出かけても家事から完全に開放されることはなく、帰ってくれば山のような洗濯と格闘したり、掃除とか諸々が待っているのではあるけど。

 今回、初日に東照宮に行くことにする。いつもだと駐車場に車を入れることも出来ずに断念することも多いのだが、さすがに年末だから空いているだろうという目論見である。実際、ほとんど待たずに車を停めることはできた。そして駐車場から長い坂道を車椅子を押して東照宮へということになる。

 26日に痛めた右足は全然治っていないのだが、恐る恐る、出来るだけ負担をかけないようにして車椅子を押した。そして今回は子どもがけっこう戦力になってくれて、車椅子を押すのは半々くらいだったと思う。

 そして東照宮の長い石段である。ここでは車椅子を下においてカミさんは私が手を引いてゆっくりと登った。ここを登るのは多分三回目くらいだろうか。最初にこの石段を登り、陽明門やら三猿をを一緒に見たときは、ずいぶんと回復したものだと感慨深いものがあった。

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 なんかこんな風に写真を貼っていると、小学生の時の修学旅行で初めて訪れたときとほとんど同じような写真を撮っていることを思い出す。あの時は貧乏な家計の中から、コダックのカメラを買ってもらい、あちこち撮って回ったんだった。もう50年以上前のことになる。