日光周辺の旅

 三連休はカミさんと二人で日光の健保の保養所に出かけた。子どもは学校の試験がまだあるとかで来なかった。まあ高校に入ってからは家族旅行はほとんどついてこなくなってはいるのだが。そのうち免許でもとったら、運転手代わりに連れていきたいところだ。
 日光の保養所は家族風呂が用意されているので、こちらとしては都合がよい。カミさんを風呂に入れることができる。なので出版健保の保養所の中ではダントツで利用頻度が高い。
 今回の旅行はなんとなく滝づくしみたいな感じになった。初日は関越の沼田から金精峠を抜けて日光へというルートをとった。最初に吹割の滝に行ったのだが、ここはまず駐車場から滝の場所までがけっこう急な下り。車椅子を後ろ向きにしてゆっくり降りていったのだが、この道を帰りに登るのかと思うと、もうそれだけで頭がクラクラした。
 川のあたりからは歩きで、カミさんは久々杖をついて歩いたが、まあ時間のかかることはしょうがない。それでもけっこうな距離を歩いて滝のところまで行くことができた。帰りは急な坂道を車椅子押して頑張りました。

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 金精峠を抜けた後、湯の滝に寄った。子どもの頃からなぜか華厳の滝よりもこの滝が好きだったりして、何度も来ている場所。

 翌日はカミさんのリクエストの茨城の龍神大吊橋まで行った。カミさんは自ら吊り橋マニアと言うくらいに吊り橋が好きで、あちこちの吊り橋をネットとかで探してきては連れて行けと言う。長い橋を手すりにつかまりながら歩いて渡るのが、本人曰くリハビリなのだそうな。こっちはというと元より高所恐怖症なので正直しんどいのだが、なんとか付き合っている。
竜神大吊橋 公式サイト - 茨城県常陸太田市にある日本最大級の吊橋です
 ここではバンジージャンプもやっているのだとかで、ライブで人が落下するのを観ることもできる。


 高さ100メートルは置いといて、長さ375メートルを往復するのはそれはそれでいい運動になる。普段、家にいるかデイケアにいるかであまり体を動かせないカミさんとしてはいい運動になるとは思う。
 その後、ひょっとして袋田の滝が近いのじゃないかと思い、土産物屋とかで聞いてみると車で30分足らずというので、さらに足を伸ばすことにした。袋田の滝は長さ120m、幅73mある大きな滝だ。父が生前、一人でふらっと行ってきたとかで、なかなかいいと話していたのを覚えている。
 ここはかなり観光地化されていて、車椅子での移動、利用もけっこう楽ではあった。