大塚国際美術館

 そういうわけでいつものごとく淡路島のリゾートホテルに泊まることにする。行きも帰りも車でというこれもいつものパターンだ。もうこうやって車での淡路島行はどのくらいになるのだろう。ブログの記録とかをカウントしていくと最初に訪れた2007年5月から通算で12回目ということになった。11年間で12回、ある意味凄いと思う。

 さらにいえば、そのうちの10回は必ず大塚国際美術館へ訪れている。多分、この陶板複製画による西洋美術館に通うようになってから、自分の絵画好きは始まったのかもしれない。

 今回もほとんどいつもスルーする古代、中世を中心に観る。いつもはルネサンスからバロック、近代の古典、ロマン派、写実主義、そして印象派、さらにはピカソ以降の現代絵画というのがおなじみの見学コースだ。それでさえ、最後は駆け足で観ることになってしまう。

 宿で朝食をとり、ゆっくりと来るのでだいたい入るのが11時過ぎ。そのうえ途中で遅い昼食をとったりするので正味で4〜5時間である。ここの展示物、広さからすると5時間ではまったくじかんが足りない。一度でいいから二日間くらいかけてみたいと思うのだが、なかなか果たせていない。

 今回はさらに色気より食い気の子どもも一緒なので、昼食&おやつのケーキタイムもある。ますます時間が足りなくなる。そのうえでふだんほとんど観ることがない中世の宗教画などに時間をかけたため、近代についてはほとんど観ることができずに終わってしまった。

 しかしここで複製画を観た後でオリジナルを観たのは軽く20点を超える。印象派の多くの作品を六本木の国立新美術館でやったオルセー展で観たし、デトロイト美術館展やラファエル前派展、三菱一号館のオルセーのナビ派展などなど。最近も東京富士美術館の「ロシア絵画の至宝展」で観たアイヴァゾフスキーの「第九の波濤」もまた、その巨大な作品を観ていつかはと思っていた作品だった。

 今回もまた好きな作品、気になった作品を写真に撮った。

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