「はてなダイアリー」終了

 twitterのトレンドに#ダイアリーとある。なにかと検索してみるとなんと「はてなダイアリー」が2019年春に終了とのこと。

 自分がはてなダイアリーを始めたのは2004年の11月のこと。ダイアリーは2003年1月開始だから多分、けっこうアーリーなユーザーだったのではないかと思う。月に数回しかエントリーしていないにしろ、以来ずっと欠かさず書いてきた。14年間である。なにか感慨深いものがある。

 多分始めた頃に住んでいたのは、ふじみ野だったと思う。けっこう社会派的な内容を書いていたんじゃないか。ふじみ野の町営プールで女児が排水溝に流らされて死亡した一件などは、年齢が同じくらいの子どもがいたせいか、その原因とかをけっこう真面目にレポートしていたように思う。

 それからすぐに妻が脳梗塞を発症して、その闘病を見守る介護日記みたいな時期が随分と続いた。そして障害が固定化され、本人も家族も障害を受け入れながら生活を立て直し始めた頃からは、家族での旅行記とかそういった、まさしく日常雑記ネタになっていった。

 中年から初老に至る14年間というのは、それなりにいろいろなことがあったとは思う。そういう時期の記録がある意味自分のはてなダイアリーだった訳だ。

 今、試しにはてなブログを始めてはいる。そのうちにダイアリーの記録を出来ればインポートしたいとは思っている。

 自分にとってダイアリーであれブログであれ、これは生活綴りである。そう無着成恭のやまびこ教室の類だ。人畜無害な無用な作文ではあるのだが、とにかく14年書き続けちゃった訳なので、耄碌するまでは休み休み続けていきたいとは思っている。

 それにしても「はてなダイアリー」のサービスが終了するのはとても淋しい。