障害者手帳を新しくする


 カミさんの障害者手帳がヨレヨレになっていたので、先々週ETC割引の更新手続きで役場を訪れた時に対応した担当者にその話をすると、役場で再交付できるというので申し込んだ。再交付に写真2枚があればできるという。申し込んでから一週間くらいということだったが、先週のうちに連絡をもらっていたので仕事の合間に取りに行ってきた。職場から役場までは車で数分の距離なのでこういう時は本当に助かる。もっともそのへんのことを考えて職場に近い家を見つけたのではあるけど。
 障害者手帳はアップしたように青色に変わった。手帳といえば赤というイメージが強いので、ちょっとしっくりこない。なんでも障害、療育、精神とそれぞれ別々の色だった手帳を2年前に統一したのだという。色だけで障害がわかってしまうというのが理由らしい。この辺は障害者福祉課の担当者の説明による。
 最初に身障者手帳の交付を受けたのは2006年のこと。その前年の11月、会社の帰り同僚と夕食を取っている時に倒れそのまま入院。その後、手術や転院を経て退院したのが6月だったか。所沢のリハビリテーション病院の主治医にすぐに手帳の交付ができるようにと入院中に診断書を書いてもらい、比較的短時間で交付してもらった。しかし、あれからもう11年の歳月が経っているのである。
 妻はもう病気を発症してから12年の月日が経過したということだ。あの時、小学二年生だった子どもは大学生でまもなく成人だ。片麻痺で車椅子生活となった妻が一番大変だったんだとは思うが、こっちはこっちで仕事、介護、子育て、全部ひっくるめてよくやったとは思う。50手前だったのがもう還暦過ぎてしまったんだから。
 てなことで手帳一つでもちょっとした感慨みたいなものがある。