川村美術館へ行ったら休館だった件

 子ども本日センター試験。割と余裕のある時間からの試験だったこともあり、車で試験会場まで送っていく。その後、いったん家に帰るとカミさんがいつものごとく、どこかへ連れて行けという。午前中から動いているので、余裕もあり少し遠出するかということで、車で千葉方面まで足を伸ばす。
 川村美術館には去年の夏に一度行って、良い環境にある良い美術館という印象をもった。レンブラントからモネ、ピサロピカソと一通り揃っているうえに、現代美術のコレクションが充実している。フランク・ステラなんて正直全然知らなかったけど、なかなか揃っていたし、マーク・ロスコシーグラム壁画なんてその静謐とした雰囲気に圧倒されるものもあった。
 その記憶もあったので、なんとかもう一度行きたいと思っていた。なのでいい機会だなとと思った。まあその時の選択肢としては、川村か箱根のポーラまで足を伸ばすかどちらかというような気持ちだった。それで川村に行ってみた訳。
 いい天気の中、順調に車飛ばして現地へ着く。切符売り場に行くと、受付の女性が一言。
「現在、美術館は休館中です。庭園のほうは自由に見れますが」
 ガーンという感じである。HPとかを確認しないで来たこちらも悪いのだろうが、遠くから来たのにこれである。なにか悲しみが止まらない状態。せっかくなので妻の車椅子を押して庭園内を軽く周遊。本当にいい天気なのである。


 空の青さが目にしみるような感じ。
 しょうがないのでTwitterでこんなことをつぶやいてみたりした。



 空が青すぎて悲しくなると歌ったのは、ジョン・レノンだったか。
 

ちなみに美術館の休館は2016年1月12日(火)−2月10日(水)までとか。2月以降にまた足を運びたいと思っている。うん、おじさんあまり怒っていない。