京都・大阪へ行く

お盆は12日〜14日までの二泊三日、京都、大阪で過ごした。子どもも旅行とかにはもうついてこない。出来れば何日かある休日はゆっくり家で過ごしたいものだが、出かけたがり屋の妻はどこかへ連れて行けを連発する。まあ家にいても、ほぼほぼ家事の連続で、家族の三食作るのもけっこうしんどい。旅行に出ていれば、上げ膳据え膳で家事からは解放される。それじゃあちょっとということで、例によって出版建保の宿を取った。
京都に来るのは5年ぶりくらいになるのだろうか。特にどこへ行くというあてもない。車椅子のカミさんを連れての旅行なので、ロングドライブでしんどいがやはり車である。年も年だし休み休みなので、一日目はだいたいが移動だ。いつもだと関西行圏央道、中央道、名神というコースになるのだが、今回は、圏央道、東名、新東名、名神という選択をした。多分、処々の情報から新東名のほうが空いているだろうという当てずっぽうである。
午前中の出発といっても10時頃というかなり遅い時間に出たので道路のほうはだいたい空いていた。ただし中央道で事故渋滞があったためか、圏央道からして混んでいた。八王子ジャンクションを抜けるまでに1時間近くかかった。こりゃ今日中につけるのかと暗雲たれこめ気分だったが、その後は割りとスムーズで、名神の一部で渋滞にあう以外はほとんど順調だった。とはいえやはり関西は遠く、宿に着いたのは6時半近くになった。
その日は夕食の後、カミさんと二人でカラオケに興じた。歌など歌うのも数年ぶりである。カラオケルームは貸切状態だったから、バカみたいに歌った、歌った。とはいえ最近の歌など知るよしもなく、80年代ポップスやらいつもの横文字ビートルズなどなど。
翌日は京都観光。カミさんの希望でまずは太秦の映画村。いろんな楽しみ方はあるのだろうが、何度も来ているので数時間いればそれでよしみたいな所だ。お化け屋敷で出てくる子どもがみんな半べそ状態だったのが、可愛くて面白かった。
その後は平安神宮近くの京都市美術館マグリット展を観た。わざわざ京都くんだりまで来て、わざわざ絵もないんのだろうが、新国立でやっていたのを見逃していたのでなんとか観たいと思った。京都市美術館は古い建物で、板張りの床がミシミシいってとても趣きがあった。
翌日、最終日はこれもカミさんの希望でUSJに行った。ここを訪れるのは三度目。子どもが小学生の頃には関西旅行のときはけっこうな頻度で行っていたのだと思う。お目当てのハリー・ポッター・ゾーンには、ただゾーンに入るだけなのに整理券が必要。しかも夜の8時近くという時間。大盛況なのである。とはいえ今、USJに来てここに足を運ばないのは話のネタにもできないので、頑張った。
結局、USJには夜10時近くまで滞在。それから関東に戻ってきたので、帰宅したのは明け方近かった。