医療費の精算して墓地へ

 朝早い時間に病院から電話があり、兄の入院費の精算ができるとのこと。8日間の入院費、死亡診断書代、11月、12月の人工透析の費用などを含めて全部で7万円ほど。これとは別に後日アメニティ費用が請求される。

 午後一番で病院に出向き費用を支払う。これで病院との関係では全部終了した。その後、カミさんとやや遅めの昼食をとり、それから相模原の墓地まで足を延ばした。納骨式の手配についてはすでに連絡済で、書類等も送ってもらっている。ただし墓誌への彫刻が年末年始の休みをいれるとギリギリなので、直接原稿をもっていくことにした。

 墓地までは圏央道を使うと1時間弱。昔に比べると本当に早くなった。10年以上前、ふじみ野に住んでいる頃には、墓地までは下道で3時間近くかかった。特に観光シーズンには高尾近辺でけっこうな渋滞に巻き込まれた。それを思うと、圏央道が延伸したことで本当に便利になったことを実感する。車を使えるうちは墓に行くのに苦労はしないと思う。もっとも歳いってからだと、墓参りはかなりシンドクなるかもしれない。電車とバスを乗り継いだ場合、多分3時間以上かかりそうに思う。

 墓地では墓誌への彫刻と塔婆の申し込みだけだったので、手続きはあっという間に終わった。その後、午後も遅い時間だったけれど簡単に墓参りをして、兄のことを報告した。これで1月の後半には納骨を行い、兄の件はとりあえず一区切りがつくことになると思う。

 もっとも、その間も遺品の整理などの作業がしなくてはいけない。最終的には業者に依頼するつもりではいるのだけれど、それまでにできることはやっておきたいとか考えてもいる。業者に頼むとなるとエレベーターなしの5階で3DKとなると、多分30万以上になると思う。そのへんは知り合いで最近、独居の友人が亡くなったという人がいて、話を聞いてみるとやはり30万以上かかったということだった。

 その人の場合は3階エレベーターなしということのようだったが、5階で人手で下すとなると最低でも2~3名の人工は必要になる。まあこういう仕事は人手がすべてなので、ある程度はかかることも考えていかないと。

 そのへんは追々みたいなこともいっていられないので、できれば年内にある程度の見通しはつけておかないと。これもまた「分け入っても分け入っても青い山」の世界だ。