ドイツVSアルゼンチン

いやはやドイツの強いことっていったらないな。イングランド戦に続く4得点は素晴らしいの一語につきる。速攻での点の取り方がきちんとできている。エジル、ホドルスキー、ミューラー、クローゼの連動が素晴らしい。自陣からあっとういう間に相手陣内に侵入する。手数をかけずに点で勝負できる技術。このチーム、今ものすごい勢いがあるから。先取点取ったらまず負けないと思うな。
とにかくエジル、ホドルスキーの能力は驚きだ。しかも若いしね。このチームは勢いに乗って決勝までいく可能性が大かもしれない。もちろん先取点とれずにゼロゼロでの我慢比べみたいな展開や、逆に先取点を許すと意外ともろい部分もあるかもしれない。
準決勝はスペイン戦。今ひとつ調子のあがらないスペインにユーロのリベンジみたいなことになるかもしれない。先取点さえとれれば、押せ押せで攻めてくるスペインの間隙ぬって速攻からみたいな同じ展開で、それこそ3試合連続の4得点みたいなこともあるかもしれないな。
アルゼンチンの敗北はというと、とにかく先に点をとられたことが総てなのかもしれないな。解説者も言っていたけどベーロン入れてメッシをもっと高い位置で仕事させるというのもあったかもしれない。でも、それ以上に思うのだが、このチームには相手のエースをつぶす選手がいなかった。もしカンビアッソがいれば、彼がバイタルゾーンでエジルやホドルスキーをとにかくつぶし続けたんじゃないかとも思う。マスケラーノカンビアッソでドイツの若きMFをつぶしてしまえば、ドイツの前線は孤立してみたいな展開もあったんじゃないか。
そう思うとイングランドもまたホドルスキーとエジルを自由にし過ぎたようにも思う。まあランパードの幻のゴールが認定さていればあのゲームはどうなっていたかわからない。2-0を前半で追いつけば勢い増すだろうし、ドイツも速攻主体でやるわけにはいかなかっただろうから、少なくとも4-1の結果にはなかっただろう。
しかしやっぱりワールドカップは面白い。大会前はあまり関心がなかったけど、それでも見続けていくと次第に血わき肉踊るというか。今回は地デジでも地上波だけで観ているから、あんまりきちんと観ているわけでもない。ブラジルの試合は1試合も見ないまま敗退しちゃったしね。
さてと決勝はどうなることやら。まあ順当にいけばオランダとドイツかスペインみたいな展開だろうか。意外とウルグアイVSドイツ、しかも1-0でウルグアイみたいな展開もなきにしもかも。