会社、半休を取り授業参観に行く。小学校では学期ごとに2回授業参観があるようだ。一学期は4月と7月、二学期は9月と12月みたいな感じだ。たいていはパスしているのだが、年度の初めにはこれまでも必ず出席している。新しい担任の先生への挨拶も兼ねているのと、修行参観の後に行われるPTA役員を決める懇談会に出て、うちが共稼ぎでいかにしてPTA役員をやることができないかを消極的に力説してくるためだ。父親の私が最初だけは必ず出るようにしているのは、母親だと役員を押し付けられる可能性もあるから。
2年の時はけっこう熾烈だった。役員未経験者が前に出され、担任の先生と前年度に役員をやられたお母さんが交互にどなかたやっていただけませんかを繰り返す。もうほとんど我慢比べみたいな状態だった。私はというと、「うちは共稼ぎだからできません。でも、誰もなり手がいないんだったらそれでいいじゃないですか。PTAがない学校だってあるんだから」とか役員を勧める前任のお母さんとかに「あなたの旦那さんがやられるのなら私もやりますよ」などと過激な発言してたら、先生がもう発言させてくれなくなった。
経験上でいえば、共稼ぎの場合役員決めの懇談会には父親が場違いであっても出席したほうがスルーできる可能性が高いとはおもう。でもね、どこかでPTAって本当に必要なのかどうか疑問なところもある。よくいう「PTAは学校の嫁」みたいな、ある種運動会とかの行事の際の接待係みたいなことはあまりにも馬鹿げている部分もあるから。PTAについては以下のHPでいろいろ勉強させてもらいました。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~tanken/primary/esi-his.htm
http://www.nippon-pta.or.jp/
http://ja.wikipedia.org/wiki/PTA
今回は、授業参観の後に国リハで家族学習会に出る必要があったので、懇談会はパスした。担任の先生は40代〜50代の長身の女性教員で、はきはきしてなにか勢いのあるベテランの方でした。授業は算数だったけれど、進行もスムーズで子どもをダレさせないメリハリの利いた授業でした。見知ったお母さんと少しだけ話をしたけれど、この先生はけっこう評判が良いのだという。まあ先生の評判というのもいろんな側面もあるので、一概にどうのということはいえないけれど、第一印象としては好意的でした。
うちの娘はたいてい授業参観というと寂しい一日になることが多いのだが、今日は予め出るよと話しておいたから、嬉しそうに何回も後ろを振り向いて笑いかけてくれた。一年の時だったか、授業参観で親がこないので、悲しくて泣きそうになったと後で訴えられたこともあった。まあ、そのようにして子どもが成長していくのだと自己弁護的に納得するしきゃないのだけれど。