家庭訪問

本日は家庭訪問。2時少し前に担任が来ることになっていたので会社を抜け出す。こういうことが出来るのも通勤時間徒歩5分の賜物なんだろう。
とはいえ毎回こういうことをやっていると立場的には一応管理職の端くれだからいろいろあるにはある。でも仕方ないだろうととりあえず自分に言い聞かせる。逆に通勤5分だから長期の休暇中とかでも会社に出てきたりとか半分義務化してきたりもするし、忙しければたいてい最後まで居残りさせられるのだからと。まあ言い訳、言い訳。定年まで7〜8年、嘱託で延長しても2〜3年。これ以上、上あがるわけでもないしと、これは居直りか。
なんの話だっけ、家庭訪問である。今回の子どもの担任は若い女性教師である。おそらく20代だろうか。これは小学校6年間で初めてのことである。これまでの担任はというと女性が3名、男性が2名。どっちにしろ20代は初めてである。おまけにけっこう美形である。で、嬉しいかというと、いやいや、なんか年齢的には自分の娘みたいなもんでしょ、だからどうにも別にっていう感じでしたかな。我ながらずいぶんと枯れたもんだな
火曜日なので妻もデイがないので二人で応対した。こちらからの質問したことは娘のクラスでの成績、それも相対評価として。あとはまあ普通に学校での生活や、孤立したり、逆にほかの子に対してひどい対応とかしたりしていないかとか、まあその手のこと。
成績はだいたいクラスで10番以内にはいるという。勉強面ではさほど心配はないという話だった。まあここんとこ塾にもいっているからその成果もでているのだろうとは思う。生活面でも、交友関係とかも特に問題はないとのことだった。
娘の学校はわりと牧歌的な雰囲気なのであまり問題もなさそうだとは聞いているのだが、一応「いじめ」とかその萌芽みたいなものがないか伺ってみる。するとほとんどそういうことはないが、一度特定の誰かを○○菌みたいな言い方で茶化すことがあったので、その時は授業を中断してクラス会を開いて全員に諭したという話を伺った。先生曰く「いじめに繋がりかねないと思いまして」と。確かにそのとおりである。
そこで先生がそういうことはよくないと話されている時に、娘は一生懸命ノートにいたずら書きをしていたのだという。そのことを注意すると、娘は「○○君とは友だちじゃないから」と返答したという。なんともひどい奴ではないか。正直な反応なのかもしれないけど、これはどこかで注意しなくてはとは思った。
小学校での家庭訪問はこれで終了である。とはいえ中学や高校となれば、今度はこちらが何度も学校に行ってやれ面談だのということになるのだろう。親業は続いていくのである。
しかし家庭訪問みたいなものはもう終わりかな。我が家の場合はある意味年間行事というかイベントみたいなもので、家庭訪問がある直前に大掃除をしてフローリングにワックスをかける。ワックスがけは家庭訪問の直前と正月の直前の二回、そういう意味ではある意味季節の風物詩みたいなものだったわけだ。これがなくなるとなると、ワックスがけは年に1回になるのだろうか。