ハードな三連休

 三連休はけっこうハードに遊びほうけた。
 土曜日は、娘が学童でお世話になっている保育園の年度末の大掃除をお手伝い。女手は床掃除や窓拭き中心だったのだが、男手は新しく購入したという木製ベンチの組み立て。慣れない日曜大工をやる羽目になった。それも玄関に顔を見せるなり、保育士の先生から「お父さん、お父さん、こっち、こっち」と手招きされて、いきなり作業が割り振られるんだから笑っちゃう。ベンチの組み立てなんだが、キットに付随しているスパナがナットにうまく合わずに、おまけにコーナー部分を内側から締め付けるため、締め付け角度もほとんどなく、えらい苦労した。結局作業に従事した男衆三名で4台のベンチの組み立てにきっちり2時間もかかった。
 午後帰宅してからは、我が家のねずみの額のような小さな庭らしきものの芝を数ヶ月ぶりに刈った。さすがに西洋芝は冬芝らしく、厳寒の時期も青々としていたけど、ずっと刈ってなかったから、ほとんどブッシュ状態。電動芝刈り機もあまり役に立たず、最初は手動バリカンで刈っていった。それから芝刈り機をかけたのだが、あまりにも長く伸びていたので芝刈り機は目詰まりするわで、えらくしんどい思いをした。もうこの時点で我がガラスの腰をけっこう悲鳴をあげている。
 さらに夕方から久々にジムに行き、バイクを中心に3時間近くみっちり体をいじめた。といってもワンセットかツーセットもやるとすぐに息があがるので、けっこう休んでいる時間も長かった。だって歳だもん!
 翌日日曜日はスキー、二週連チャン。今回は舞子まで行ってきた。もっとも朝8時頃に家を出たのと、連休中ということもあり関越がけっこう混んでいたので、現地に着いたのは11時半頃。ロング午後券で12時から滑りはじめた。出足が遅くてずるずると遅くまでいるのは我が家の伝統のため、今回はなんとナイターまでやって8時頃までゲレンデにいた。
 舞子は特に一番下はほとんど斜度のない平板なゲレンデなので、ボーゲン覚えたての娘に楽で良かったみたいだが、親にはあんまり面白みのないスキー場だったな。雪質も春スキーだから、まあこういうもんだと納得していても、けっこう重くシャーベットぽいところも多々あったしね。そして帰りは、けっこう遅かったにもかかわらず渋滞にかなり遭遇。沼田の先から花園のあたりまでほとんど断続的な渋滞、渋滞。家に帰ったのは12時近くになっていた。
 スキーは泊りがけでいったのを2回でカウントすれば今シーズンは7回。例年に比べればけっこう多い。もっとも娘と一緒だから、ハードにガンガン滑るということもなく、また歳だしその体力もない。でもこうやって回数をかけると、ちょっとづつ上達しているような気もしている。なんとなくこれまで出来なかった膝の使い方がましになってきたような気がするのだが、どうなんだろう。歳が歳だからもう飛躍的な上達など望むまでもないけど、回数を重ねれば少しずつうまくなっていくんだろうかね。それとも気のせい?
 もっとも例年3月頃にはなんとなく感じがつかめてきても、また翌シーズンになると心も体もすっかり忘れてしまって、前年のピークまでいくのにシーズンの半場くらいを費やすみたいなことを例年繰り返しているような気がするわけ。そういう意味では毎年の進捗状況ってほんと小さいものなんだよね。
 ほんでもって昨日は、午前中戦車じゃなくて洗車。しかしスキーに行くとどうしてこう車は汚れまくるんでしょうな。さすがに二週続けてだったから、もう汚れがびっちり。おまけに足回りに凍結防止剤とかも当然付着しているだろうから、気にはなっていたわけ。まあおざなりというtか、あんまり律儀にはやらなかったけど、それでも我がストリームもそれなりに鏡面ぽく輝いて、それはそれで嬉しい。
 午後は妻が職場で安くゲットしたチケットがあったので、家族で西武園に行く。所沢だし割りと身近なはずなんだが、所沢の中心街を抜けていくので行くだけで1時間半くらいかかる。しかしなんだな、所沢という街はどうもアクセスしにくいな。主要道路がぜんぶ中心街で一度合流するみたいな感じがあるし、おまけに西武線の踏み切りを何度も通らなくてはならない。もっと線路を高架にするなど街作りの基本的な造作を作り直す必要があるんだろうとはつくづく思うが、もっとも西武にそんな力はないだろうし、元々西武あっての街だからしょうがないんだろうな。でも車で通りにくい街だな、ほんと。
 西武園はというと、ほんとこじんまりした遊園地でそれはそれでいいとは思う。妻と娘はけっこう絶叫系のループ・コースターだのバイキングだのをほとんど制覇していたけど、パパは男の威厳を保ってきっぱり「絶対嫌だからね」とぜんぶ拒否しました。