大井町長リコール不成立

 なんとなく嫌な予感はしていたのだが、やっぱりとの感がある。
 本日、ふじみ野駅頭で大井町の自主自立をめざす会のメンバーがビラをまいていて、結果を知った。
 -提出署名数(選管カウント署名数)12780
 -必要署名数12489
 -有効署名数12212
 -無効署名数  568
 277筆必要署名数に届かずという残念な結果に終わった。
 めざす会のビラにはリコール署名運動に協力した大井町民への感謝と1万2千人以上がリコール署名をしたという事実の重さを訴えていた。そのうえで今後の展開を視野に入れた報告集会が19日土曜日に中央公民会館で開かれるとのことだった。
 これで形式的には上福岡市長選での推進派の現職市長が再選されたことと合わせ、大井町でも合併が政治的には容認されたことになり、10月の合併に向けてのスキームに拍車がかかるわけだ。
 今回の合併騒動への私自身の憤り、そして自身のこれまで生きてきた中で身につけてきた民主主義という制度へのささやかな期待や願望が、これまでそうだったようにまた崩れていったこと、また運動に携わった方々の徒労感等を慮るとやりきれないものがありすぎる。そんな結末だ。
 頭がうまく回っていないので、的確な分析とかそういったものはおよそ書けないし、多分そんな能力ははなからない。それでも今回の合併騒動の顛末の中で思いついたことを断片的にいくつか。