リコール成立まで、あと1000筆

 毎日、恒例になっているふじみ野駅頭でのリコール署名運動のビラを受け取る。
 現在のリコール署名は11500筆、リコール成立要件12489筆まであと1000筆にせまっているとのこと(2/16日現在)。
 かなり現実味を帯びた数になってきているけど、どうだろうかな。実質的には残り2日間。1000筆でぎりぎりということは、無効分を考えるとプラス500筆ぐらいの上乗せが必要だろう。難しいかな〜。
 しかし、現職の大井町長が前回の選挙で獲得した得票数は9500票強だったはずだから、すでにそれを上回っている。人格的には高潔な人だとかバンドをやっているとか、なかなかユニークな人らしいけど、これだけの有権者からノーをつきつけられて、どう出るのか興味深深だな。個人的には10000筆を越えた時点で、この町長は政治的には死に体だとは思っているとは前にも書いた。でも国政とは違ったファクターもあり所詮地方政治、ザ埼玉だからな〜。とりあえずリコールが成立して欲しいよ。
 小さな自治体は財政的にも限界があり、住民へのサービスもままならない。また効率的な仕事や効率化、行革もすすまない。だからこそ合併して財政規模を大きくし職員や議員も減らして効率化を図る。てなことが合併推進論者の言い分。でも民間企業にいると器を大きくしたからといって事務の効率化が進むとは限らないし、公務員にはリストラはないのだから、その論法自体にクエッションだな。
 銀行とかの合併は国際競争力をつける必要性が第一義だし、対等合併といってもたいていの場合は合併した同士の主導権争いや勝ち組と負け組みあり、そして負け組みのリストラみたいなことがすすんでいる。まあそれ以上に日本の場合は、けっこう救済合併みたいなことが多いのじゃないかとも思う。で、現状でいうとシステムはなかなか一元化されないし、合併が必ずしも正解とはいえないままきているような気もする。
 まして市町村の合併というと、何度もいうけど公務員にリストラがない以上、事務の効率化なんてあまり期待できないのではないかと思うよ。
 上福岡と大井町でいうと、それぞれ50000弱の人口規模だけど、それぞれ独自の行政システムがあり、もちろんコンピュータレベルでも異なるシステムが導入されているようだから、これだけ準備期間の短い中での合併は、かえって事務負担が以上に増えて効率化とは相反する結果が見え見えだと思う。
 とにかく今回の合併はやっぱり反対。リコール成立を神に祈ります。