祝インフルエンザ快癒?

 娘はなんとか本日より登校解禁。
 親の都合で無理やり全快ということにしてしまった。
 もっとも日曜からほとんど平熱近かったし、多少咳はでる、水鼻が少しある、でもまあ本人もとりあえず元気そうだし、親もこれ以上仕事休めないしって、結局親の都合だ〜。
 月曜に医者いった時に、「元気です。熱も下がってます」と親が強力にアッピールすると、娘が一言「でも咳がでるよ」
 もう抜群のタイミング。おまけに急に「なんか暑い」
 それで医者も急遽熱を測ると36.1。ようは暖房が暑かっただけなんだけど。親としてはなんとか火曜から学校に行かせたかったんだが、医者からは無情の一言
「水曜から登校OK、一日様子見」
 体面上平静を保ちつつも内心愕然としました。
 でも、とにかく治ってよかったよ。医者からは気を許すとぶり返したり、B型に罹ったりもするから注意するようにとキメの一言をいただきました。
 今回の病気騒動で娘には初めてのお留守番をさせた。
 妻ははなから三連休明けの週初めだから月火とも全休は難しいといっていたし、僕もさすがに月曜は休めない。で、とりあえず午前中だけ仕事にいってすごい勢いでやるべきことをやり、あとは適当に部下に指示するだけ指示だして1時過ぎに帰社、2時少し前に帰宅。
 というわけで午前中だけ初めてのお留守番をした。まあ一年生だし、大丈夫だとは思っていたけど、娘も内心寂しかったろうが、一応けろっとした感じでいた。
 なにをしていたかを聞くと、何度もベランダに出て学校の様子を見ていたとかいう。うちは道路をはさんで小学校が目の前にある。だから友達とか上級生とかが休み時間にグランドで遊んでいるのを見ていたのだろう。なんかそんなことを聞くと、とってもいじらしくなる。
 昨日は妻が午後休をとることになっていたので、やっぱり午前中のみお留守番のはずだったが、無理して僕が午前休をとって娘の面倒をみていた。その理由は前日、あの寝屋川でおきた小学校での刺殺事件の心理的影響。なまじ小学校が目の前だけに、なんか娘を一人でおいておくのがみょうに心配になってしまったわけ。まあ過保護といえば過保護なんだろうけど、やっぱりな〜という感じ。
 しかしひどい話だし、とにかくぶっそうな世の中だ。ただ心のどこかで死んだり刺されたのが教員でまだよかったと思っている自分がいる。当事者や家族には申しわけないのだけれど、被害者が子どもじゃなかったことにほっとしている自分がいる。実際、うちの子どもと同年代の子どもたちが刺されたり、殺されたりするのは、あまりにもつらい部分があるのだ。
 そういう意味じゃ、この前の安城であったイトーヨーカ堂内での幼児刺殺事件は、あまりにもむごい、ひどい事件だった。なんだって一歳にもならない子どもの頭に包丁つきさすような残酷なことができるんだろう。
 もう世の中は本当にどこか狂い始めているような気がする。で、おかしくなった人々は自分のストレスをぜんぜん無関係なしかも一番弱い部分にぶつけ始めているように思える。で、そのターゲットが子どもたちということか。
 こうした事件を見聞きすると本当にたまらなくやりきれない気持ちになる。そしてだからこそ、なんと言われようと自分の子どもに対して必要以上に過保護になっていかざるを得ない側面が強まるわけ。