急遽ガーデンニング

 温暖化というか10月、11月と暖かったせいか、庭の草花の植え替えをずっと放置していた。本来なら11月にはそれまで植えていた夏の花から秋冬用の花に植え替えるのだが、植えている日日草が11月になっても元気なままだった。

 

 それが12月の2週目くらい、急に寒くなってきたの一気に萎んでしまった。今年についていうと、なんかこう日本には本当に四季がなくなってしまい二季になってしまったような感じである。

 

 こうなるとさすがにちょっと庭が淋しい。もともとネコの額、もといネズミの額のように狭い小さな庭であるが、まあまあずっと庭木の植え替えをしているし、バラを植えたり(たいてい枯れる)、桜を植えたり(伸びすぎて切った)、足利フラワーパークで買った藤を植えたり(一度も花が咲いたことがない)、とかしている。まあようするになんちゃってガーデンニングだ。

 そういえばまだ年賀状を出すどころか、買ってもいないことに気がついて近所のホームセンターに行ったついでに、安いパンジービオラ、ジュリアンなどを15くらい買ってきた。ついでにチューリップの球根を探したのだが、こちらはもう置いてないという。つい数日前までは見切り品として格安で販売していたらしい。残念だ。

 そこでまず萎れてしまった日日草やペコニアを全部抜き取り(ちょっと悲しい)、土をちょこっと掘り起こして合成肥料を撒いて耕す。そこに買ってきた苗を植えていく。簡単な作業だ。なんちゃってなので手間暇をかけない。とりあえず心の問題だから。

 一応、やや荒れて、藤の小さな枝やら桜の枯葉などが散乱してとっ散らかった花壇はなんとなくこじんまりとした感じでまとまった。全作業工程1時間かそこら。あくまでなんちゃってだ。これで5月くらいに植え替えだ。年二回のガーデニングのようなもの。