ここも2021年に来ている。通算で三回目くらいになる。
内宮と違い町中にあるという感じ。境内のなんとなくコンパクトな印象もある。内宮と同じ唯一神明造り。内宮と違って鰹木は奇数の9本。といってもそこまでよく見えない。参拝すませて以上という感じか。
アップした正宮のほかに別宮として土宮、風宮、多賀宮がある。前回は全部回ったけど、今回は土宮のみ。基本、信仰心の薄いおのぼりさん。
それでも木々に覆われた参道はなんとなく深遠な雰囲気もする。
ちょうど神馬が外を回ったきて御厩に戻って来たところだったので至近で見たけど、絵にかいたような白馬。名前は笑智(えみとも)号だとか。
内宮もそうだったけど、外宮にも巨木がたくさんある。その前に記念撮影する観光客も多い。手を添えて何かを祈っている人もいたりする。
参道を戻るとまが玉池とさらに奉納舞台がある。
春秋には神楽祭や観月会も開かれるという。
神楽祭・観月会|年間行事|祭典と催し|伊勢神宮 (閲覧:2023年12月16日)
神楽も一度じっくり観てみたいと思ったりもする。あと神楽の様式、舞踏、演奏などを観ていると、これは間違いなく日本古来というより、明らかに中国から朝鮮を経て伝来した演舞なんだろうなと思ったりもする。まず色づかいとか装飾性とか明らかに東アジア由来のようにも思えたりもする。日本や朝鮮は結局のところ中国文明が伝播した周辺地域ということなんだろう。
もう少しこのへんをじっくり勉強してみたいと思ったりもする。来年は中国や朝鮮の造形芸術、上演芸術なんかも少しかじってみたいと思う今日この頃。